秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

書くこと

 人間の生活は「見る・聞く・読む・考える・為す」でしょうか。その体験を自分の胸に秘める人もいるでしょうが、多くは他人に話したくなります。話すだけでなく、最近は文章にしてツイッターする方法が広がっています。もっと詳しくまとめて書きたい人は、ブログを作って積極的に書き込むようです。ネットを開くと、多くの情報で満ち満ちています。

 

  私の場合は、誰かと直接に話すことが好きで、ツイッターは数回やったのみです。高齢者ですから、話し相手もあまりいません。ではどうしていたかと申しますと、実はパソコンに文章を書き込み、それを印刷していました。由無し事なんでも自由に書き込めるので、「パソコンに書く」を長年続けてきました。

  パソコンへの書き込みは、定年から10年後に始めました。「古希」の年になって、生まれ育った田舎(東北の寒村)のことが懐かしくなり、小学校・中学校時代の『子供の頃の想い出』を書き、以下続々と書きなぐりました。いわば「自分史シリーズ」です。総論的な自分史が完結したのちは、『我が山歩記』など、いわば各論的なものを次々に書きました。

  年代別総論、ジャンル別各論を書き終えたことにより、自分史は一応完成しました。そこで、「過去」を振り返るのをやめて、やっと今度は「現在」を書くことになりました。色々な話題・テーマで書くことになるので、雑誌の体裁をとることにしました。雑誌扱いですから、当然に雑誌名と巻・号をつけました。

 最初の誌名は『Atelier秀樹ノート』で、創刊号は「親川記」(東京の川歩き紀行)です。なお「親川記」は、紀行文だけでA4版70頁と分厚いものです。この紀行文に今回新たに写真を入れて、本ブログの冒頭を飾るつもりで、1)仙台堀川をテスト公開しました。だが、準備不足などもあったので、改めて後日に公開することにしました。

  以上のように、パソコンに自分史を書き込み、続いて雑誌(私版)を作ってきましたが、これらはあくまで、周囲に印刷して配るぐらいで、いわば“死蔵”に等しい。これだけブログが発達普及してきたのだから、自分もこの辺で「パソコンへの書き込み」から「ブログへの書き込み」に転身しようかと考えるに至りました。雑誌は3回改題(誌名変更)したので、『秀樹杉松』第81巻/2360号で休刊し、82巻2361号からはこのブログ『秀樹杉松』に書き込むことにしました。

 以上が、ブログ開設に至った経緯です。従来のパソコンへの書き込みは非公開(印刷して寄贈する特定者を除き)ですが、ブログは不特定多数の方々に公開されるものです。読んでくださる方が実際におられるかどうかは別にして、これまでとは話題・テーマの選定や、表現方法には十分注意を払わなければなりません。ブログ執筆のルールを守りながら、自分の書きたいこと、言いたいことをなるたけ簡潔に書きたいと思います。

  自己紹介欄のように、私は一介のシルバー人間にすぎませんが、少しでもお読みいただけるなら、これに勝る幸せはございません。皆様、よろしくご指導のほどをお願い申し上げます。以上で、ブログ「秀樹杉松」開設のご挨拶にかえさせていただきます。 

◎これまでの執筆を一覧にすると、以下の1)から4)となり、今日から5)へ移行します。 

1)年代別・総論シリーズ

 ①『子供の頃の想い出」 (小学校・中学校時代)

 ②『青春の追憶』    (高校・大学・現役時代) 

 ③『定年後のわが人生』 

 2)項目別各論シリーズ

 ④『わが山歩記』

   ⑤『WALK』 ウォーキングの足跡

 ⑥『可愛い孫物語』

 ⑦『クラシック音楽への憧れ』

   ⑧『施設管理だより』 

 3)以上を2冊にまとめたもの

   ⑨『ふるさと・青春・シルバー』

 ⑩『かわいい孫物語』 

 4)雑誌(私版)の発行 

 『Atelier秀樹ノート』 (2013年7月創刊)

 →『秀松雑記』(改題)

 →『杉秀録』   (改題)

 →『秀樹杉松』(改題) ( 〜81巻2360号 / 2017年7月 ) *以後、紙印刷中止  

5) ブログ「秀樹杉松」   ( 82巻2361号 / 20(17年/8月〜 )  *ブログ開設

                                                 (秀樹杉松  82-2361 )