秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

大横川② (大島川西支川) ・ 清澄庭園

                 

   親川記: 東京の川歩き7)

 大横川② (大島川西支川)・清澄庭園(2013年4月17日)  /Atelier秀樹

  一昨日の大横川歩きは木場の沢海橋で中断し、右折(西進)しなかった。そこで今日4月17日(水)は、大横川の残り部分すなわち旧大島川を歩き、大横川完歩を果たした。もちろん西(江戸城に向かって縦)に向かって。

 地下鉄東西線木場駅下車、先ず、前回のラスト「沢海橋」を撮影。西に向かう。

 

f:id:hideki-sansho:20170828120721j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828133205j:plain

 →新田橋(朱色の小さな人道橋)→平木橋(三つ目通)→平野橋。直ぐに「平久川」と交差。平久川の平久橋(へいきゅうばし)と汐見橋を撮影。→東富橋。交差後は川縁の道がないので、永代通りを歩く。右側に富岡八幡宮が見える。→巴橋。

f:id:hideki-sansho:20170828133357j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828133724j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828133945j:plain

 近くの食堂で昼食。→石島橋→門前仲町駅船橋(清澄通)。

 この辺りは桜並木が続く。花見の頃にもう一度来てみたいものだ。臨海公園があり、綺麗な草花が咲き誇っている。ツツジも満開に近い。

f:id:hideki-sansho:20170828134116j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828134133j:plain

 →越中島橋、そしていよいよ終点の「練兵衛橋」。越中島連絡橋を渡ると大横川水門。海に接しているので船が停泊している。

f:id:hideki-sansho:20170828134624j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828134846j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828134400j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828135206j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828135404j:plain

 大横川(旧大島川)は隅田川に合流して終わる。合流点の隅田川に出てみる。さすがにでかく水量も豊かだ。カモメ?が何羽もゆうゆうと水面にゆれている。近くの永代橋隅田川大橋が目立つ。

f:id:hideki-sansho:20170828135900j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828135913j:plain

 大横川の終点に北の方向から合流しているのが「大島川西支川」。ここに辛うじて「大島川」の名前が残っている。近くに帰りの駅がないので、どうせ歩くならと思いつき、(大横川の終点近くから仙台堀川まで北上する)「大島川西支川」を辿ることに。

 最初の橋が巽橋。福島橋(永代通)→澁澤栄一宅跡

→三船橋(みふねばし)→緑橋→高速道路→元木橋→左側に「中の堀川」の豊島橋が見える。

 松永橋仙台堀川に突き当たる。直ぐ側が清川橋。此処から仙台堀川を右(東)に進む。大横川(旧大島)は川の左手が清澄公園→清澄橋

f:id:hideki-sansho:20170828135924j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141200j:plain

 →三船橋(みふねばし)→緑橋→高速道路→元木橋→左側に「中の堀川」の豊島橋が見える。

 松永橋→仙台堀川に突き当たる。直ぐ側が清川橋。此処から仙台堀川を右(東)に進む。大横川(旧大島)は川の左手が清澄公園→清澄橋。

f:id:hideki-sansho:20170828141549j:plain

 清澄橋過ぎると「芭蕉俳句の散歩道」が始まり、「蛤のふたみにわかれ行秋ぞ」(大垣にて)から「草の戸も住替る代ぞひなの家」(深川にて)で終わる18句が板に書かれて建てられている。もちろん有名な「夏草や兵どもが夢の跡」(平泉にて)や「閑さや岩にしみ入る蝉の声」(立石寺にて)、「荒海や佐渡によこたう天川」(出雲岬にて)もある。

f:id:hideki-sansho:20170828141741j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141750j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141823j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141836j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141918j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141932j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828141944j:plain

 →海辺橋(清澄通)。橋のたもとに、杖と傘を両手に持った芭蕉の座像があるのでパチリ。近くには芭蕉記念館、深川江戸資料館があるようだが、今回は寄らない。海辺橋から先(東方向)は次の機会に譲り、海辺橋から左折、清澄通りを北に進む。

f:id:hideki-sansho:20170828142426j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828142610j:plain

 道ばたにフジの花が満開。1歳過ぎたばかりの可愛いお嬢さんがお母さんに抱かれて花見しているので、OKいただいてパチリ。 

f:id:hideki-sansho:20170828142740j:plain

 道に迷ってだいぶ苦労したが、やっと清澄庭園にたどり着く。以前何かの折りに入った記憶があるが、身障者は無料だというので入園する。池にはでっかいが何匹も大口を開けて泳いでいる。広げた口を水面に出した所をパチリ。パソコンに取り込んでよく見たら、出来栄えはいまひとつであった。

f:id:hideki-sansho:20170828143716j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828143734j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828143800j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828144050j:plain

 この他、松の木、大きな石など何枚も写真に収める。「古池や蛙とびこむ水の音」の句碑と「古池の句碑由来」の説明板がある。→清澄白河駅都営大江戸線)から帰宅。

f:id:hideki-sansho:20170828144232j:plain

f:id:hideki-sansho:20170828144247j:plain

 以上の次第なので、今日の川歩きのタイトルは「大横川②(旧大島川)=大島川西支川・清澄公園」とした。

                     (秀樹杉松 83巻/2393号)