親川記: 東京の川歩き (23)
古川 (2)・ 旧芝離宮恩賜庭園 (2013年6月4日) / Atelier秀樹
おとといの「渋谷川・古川」歩きでは古川のラスト2kmばかりを残したので、今日6月4日(火)完歩を果たすべく出かけた。歩くのは短距離なので、序でに河口の海を眺め、近くの「旧芝離宮庭園」に立ち寄ってみることにした。
都営大江戸線の「麻布十番」で下車、きのう既に歩いた「一之橋」と「新堀橋」をもう一度パチリ。直ちに東に向けて歩き始め、中之橋に到着。右手には東京医療福祉大学・三田病院の大看板が目を引く。建物も大きい。強い日射しを受けて歩くと、桜田通りとの交差点「赤羽橋」。左手の近くに東京タワーが見える。下町の川歩きでは新しいスカイツリーを飽きるほど見たり撮影したが、今日は久しぶりで大先輩の勇姿をパチリパチリ。新旧タワーの形・色が対照的だ。塔の高さでは及ばないが、何となしに“先輩”の貫禄はある。
左手には広大な芝公園。まもなく日比谷通りとの交差点・「芝園橋」。都営三田線の芝公園駅がある。そして「将監橋」。河口までは1キロ程度なので、古川の幅が広くなり、船が川いっぱいに停泊している。次いで、第一京浜との交差点「金杉橋」。屋形船、船宿などの案内板が出てくる。そして、JRの東海道本線、山手線、京浜東北線、東海道新幹線に加えて天井高く東京モノレールなどに古川の流れは阻まれる格好。
「新浜橋」川の南側コースをたどる。直ぐに高架下の「浜崎橋」。陸橋になっており、階段を上り下りして南北が繋がっているようだ。驚くほど多い人出(サラリーマン?)だ。直ぐに「浜崎橋」(海岸通)。新浜公園過ぎたら「東芝浦橋」。この橋は古川にではなく、古川から南にのびる運河に架かる橋である。東進するといよいよ古川のゴール(終点・河口)の「新浜崎橋」。結構立派な橋だ。これで、古川歩きも完歩!
新浜崎橋の北側が「新東京丸」乗り場と「竹芝小型船ターミナル」。パチリ。さらに海を撮る。近づいてくる新東京丸、ターミナルに到着した同船をパチリパチリ。レインボーブリッジが少し霞んで見える。もちろんシャッターきる。本当ならもっと時間かけて海を見たり、竹芝桟橋へ行きたかったが、今日はシルバー就業なので遅くと午後3時頃には帰宅せねばならない。そこで、この辺でもう一つの今日の予定、旧芝離宮庭園に向かう。
<旧芝離宮庭園>
旧芝離宮庭園はちょうど「さつき展」だったので、展示作品を鑑賞して撮影。庭園そのものは確かに松など樹木が素晴らしい。平日でもあり、ゆったり行楽した。まあ、一見に値はする庭園だ。全日程を終えて、大江戸線大門駅から帰宅。撮影した写真150余枚をMacBookに取り込み、一休みしてから仕事に出かける。よく働きますね?
(秀樹杉松 84巻/2410号)