秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

数の力と団結力 ~ [ 三・百・一 ]vs[ 和・幸・智 ]

     「或る国」の選挙戦の様相          /  Atelier秀樹

 

 外国在住の友人から選挙便りが届いた。日本と同じように、漢字を使用しているZ国です。何処の国の選挙でも、勝敗のカギは「数の力」と「団結の力」にあるようです。なるほど選挙だから、金の多い少ないは影響が出るだろうし、最終決着は得票数による。勝ち負けは「数の力」で決まる。だが独裁軍事国家ならいざ知らず、普通の開かれた選挙戦なら、候補者・運動員・有権者団結の力(チーム力)がもっとも必要でなないでしょうか。

  

 友人からの便りによれば、二大政党制という「政治改革」が行われたはずだが、実態は少数乱立で、特に選挙になると離合集散・新党結成が見られ、多数党の乱戦模様だという。その中で今回は、Aグループ(三つの党派)とBグループ(Aの対極にある三つの党派)に注目が集まっているという。人名遊びが得意の友人は、早速こんな図式にまとめて悦に入っている。

 

 Aグループ・・・三・百・一 (◯三・百△△・◇郎)・・・ 数の力

 Bグループ・・・和・幸・智 (和◯・幸△・◇智)・・・・ 団結(チーム)力

 

 何せ、外国語の便りなので解読が大変でしたが、やっと分かりました。今度の選挙は「三つ巴」だと報道されているそうですが、友人はAとBの根源的な争いと見ているようです。さて、貴方は解読できましたか? 

 

                                                             (秀樹杉松 86巻/2451号)2017.10.10