鍾乳洞と神々の遊ぶ庭 / Atelier秀樹
毎週見ることにしている日曜朝のNHK二つの番組を、今朝(10月29日)も見た。岩手県の「龍泉洞」と北海道の「大雪山国立公園」です。どちらも有名な名所ですが、その名に恥ない素晴らしい風景と番組内容。見終わっての感想を書かずにはおられないが、うまく表現できないので「NHK番組HP」を引用しながら、感動の一部を書きます。
龍泉洞(さわやか自然百景)
日本三大洞窟の一つといわれる岩手県岩泉町にある「龍泉洞」。縦横に穴が広がり、全貌はまだ分かっていないという。5種類のコウモリが生息し、夏場には生まれたての赤ちゃんとそのひとり立ちが見られる。寒い洞窟にコウモリが体を寄せ合いぶら下がって暖をとっている情景は、感動的で一種異様でさえあった。こんなに近く(クローズアップ)で見たのは初めてで、逆さにぶら下がっているコウモリを見ると、少々気味悪くもあったが、それでも赤ちゃんは文句なく可愛かった。
石灰岩の北上高地に浸透した雨水が龍泉洞に豊かな水をたたえ、地底湖にはヨコエビ、周囲の川にはカワガラスやキセキレイが生息。天然記念物のイヌワシも石灰岩の崖に巣をかける。北上高地の龍泉洞の「神秘と恵み」の世界をたっぷり味わいました。いつか行って見たいですね。
神々が遊ぶ庭の下で~北海道大雪山県立公園~(小さな旅 山の歌 秋)
2000メートル級の山が連なる北海道大雪山系。キタキツネにエゾシマリス、ヒグマまで、野生生物が暮らすこの森は、アイヌ語で「カムイミンタラ」神々の遊ぶ庭とも称される。
夏が過ぎると登山者を楽しませる。野生生物の領域が広がる雄大な大雪山系。山への畏敬の念を抱きながらも、季節移ろう山の魅力を存分に楽しむ人々に出会う旅。「神々の遊ぶ庭」の名のごとく、紅葉に彩られた「山の庭園」?は絶景そのものであった。この絶景に取り込まれて毎年訪れるという女性は、いかにも幸せそうでした。一度この時期に行って見たい場所ですね。
◉居ながらにしてこうした絶景、名勝に接することができるので、NHKの「さわやか自然百景」と「小さな旅」は大好きだ。再放送も確か11/4(土)な筈ですので、興味のある方は是非ご覧ください(NHKの宣伝するつもりはないが、いい番組なので)
(秀樹杉松 87巻/2469号)1017.10.29 #109