いろいろあった大相撲秋場所でしたが、やっと終わりました。今場所最大の特徴は、役力士10人が揃って出場し、そのうち(小結玉鷲を除く)9人が勝ち越したことでしょう。特に、横綱・大関・関脇は84勝36敗と断然の強さを見せました。本来ならアタリマエのことでしょうが、近年は休場や負け越しは日常茶飯事、いや毎場所当然のようでさえあったから。
その結果として、前頭の上位陣の成績は散々でした。2枚目の魁聖と5枚目の妙義龍がかろうじて8勝7敗と勝ち越し、それ以外は見るも無残な負けっぷり。3勝しかできなかった前頭上位は3人も出ました。
よくいえば「安定した無風の場所」でしたが、番狂せのない「つまらない15日間」だった、と言えなくもない。役力士が強いというのも「良し悪し」でしょうか?
何はともあれ、私の好きな力士は勝ち越しました。
→ 小結貴景勝(9勝6敗)、前頭12枚目錦木(10勝5敗)、13枚目貴ノ岩(10勝5敗)、十両貴源治(8勝7敗)。
『秀樹杉松』98巻2686号 2018-9-23 / hideki-sansho.hatenablog.com #326