秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(12)妻恋坂とその前称大超坂について

大晦日を迎えましたので、大超坂、妻恋坂、妻恋神社で、今年を締めることにします。どうぞお読みください。そして、来年もよろしくお願いいたします。皆様、よいお年をお迎えください。 / Atelier秀樹

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(11)三つの相生坂(あいおいざか)

いよいよ明日は大晦日。<坂研究>まねごと (11) 相生坂は、横関英一『江戸の坂 東京の坂』をテキストに、秀樹杉松坂めぐりの写真を添えてお届けします。坂めぐりの写真がこんな形で役立つとは。876坂の中から探し出すのは楽ではないが、嬉しい巡り合わせで…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(10)三年坂にまつわる俗信

今回は「三年坂」を取り上げますが、とっても面白い内容です。横関氏の文章と、私が坂めぐりで撮影した写真と、<編注>とを、織り交ぜて紹介します。 今回は、横関氏の本にある6つの「三年坂」を、秀樹杉松坂めぐりの記録や写真に当たって、一つ一つ念入り…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(9)逢坂

今回は「逢坂」(おうさか) です。ロマンスのこもった坂名の由来です。横関氏の名文をどうぞお読みください。 / Atelier秀樹

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(8)昌平坂いろいろ

今日とりあげる「昌平坂いろいろ」は、4つの坂が文字通り複雑に入り組んでいるので、横関氏の文章(名文)を要約して、便宜、私の<編注>だけでお届けすることにいたします。 1)最初に、私が実際に坂めぐりで使用した「昌平坂」周辺の地図を掲載します。…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(7)富士見坂と潮見坂

今回は、富士見坂と潮見坂についての横関英一さんの著述を紹介します。読み進むほどに、『江戸の坂 東京の坂』の素晴らしさに感銘を覚えます。ただ、この本が書かれたのは半世紀も前なので、今とは多少状況が異なる箇所もあるので、その点にご留意ください。…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(6)坂の修繕と堀坂 / 急坂を意味する坂名〜高坂、胸突坂、男坂、団子坂、炭団坂、梯子坂。

<坂研究>まねごと(6)をお届けします。 / Atelier秀樹

117回(最終回)秀樹杉松めぐり 117回(最終回:完)(2018.12.23港区高輪etc.)~柘榴坂、いちょう坂、幽霊坂、天神坂、葭見坂、明光坂、日東坂、北坂。~プリンスホテル、泉岳寺、赤穂義士墓、根津美術館。

今日は高輪方面の8坂を巡ってきました。3回連続で港区の31坂を歩きましたが、これで港区は完了です。そして今日の坂めぐりが最終回となります。 / Atelier秀樹

116回秀樹杉松坂めぐり(2018.12.21港区麻布、芝公園)~富士見坂(芝公園)、銀杏坂、切通坂、我善坊谷坂、鼬坂、潮見坂(六本木)、すべり坂、あひる坂、狐坂、阿衡坂、釣り堀坂、絶河坂。~東京タワー。

今日は東京港区の麻布、芝公園界隈の坂めぐりでした。“究極の落穂拾い”につき、12坂のいずれも手元の地図帳に坂名の記載がなく、また標識のあるのはたった1坂のみ。まさにマイナー扱い。あちこちを巡ったため、歩数は2万2千歩で結構クタクタになりました。…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(5)形のおもしろい坂:雁木坂、梯子坂、長坂。

『江戸の坂 東京の坂』の著者:横関英一氏のプロフィールは、前回、ちくま学芸文庫版の表紙の写真で紹介したとおり、あの真山青果の研究助手だったんですね。そして、江戸研究、時代考証に打ち込んだ。真山青果の名作の背後には、横関氏の存在があったのでし…

115回秀樹杉松坂めぐり(2018.12.19港区赤坂、六本木)~愛宕新坂、愛宕女坂、愛宕男坂、しいのき坂、不動坂、閻魔坂、フランス坂、福吉坂、サカス坂、さくら坂、稲荷坂(赤坂4丁目)〜虎ノ門ヒルズ、NHK放送博物館、愛宕神社、Bizタワー、TBS放送センター。

東京23区内で坂が一番多いのは港区で、坂学会リストによればは130坂ある。(2位:文京区127、3位:新宿区114)。港区の坂で歩いていないのが結構あるので、最終チェックしたところ、31坂が確認できだので、早速行ってきました。初日の今日は、赤坂、六本…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(4)坂名の変化転訛

『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)の読書メモをブログに投稿するのは、以下のような思いを込めてです。①坂についての初歩的な情報・知識を、少しでも広めることができれば、②坂学・坂研究家の横関英一氏とその古典的名著を知ってもらえれば、③坂についての…

「ともしび」 の「『ロシアの歌』だけの歌声喫茶」へ行ってきました。

今から27年前までは「ソビエト社会主義共和国」という国があった。通常はソ連、ソビエト連邦、ソ連邦、ソビエト、ソ同盟など、いろんな呼び方をされた。96年前の1922年に誕生し、1991年に崩壊したので、69年で歴史の幕を閉じた。 / Atelier秀樹

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(3)坂と寺院 / 一名二坂

坂研究の権威・横関英一さんの『江戸の坂 東京の坂』をテキストに勉強を始めたわけですが、さすがは名著です。「面白くて為になる」ことばかりです。(3)をお届けします。/ Atelier秀樹

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(2)「新坂」

<古い新坂> 新坂には、古く江戸時代の初め頃から唱えられている新坂と、江戸の末期になってできた新坂とがある。言い換えると、坂は古いが、新坂という一つの名前だけを持った坂と、名実共に新しい坂の新坂とがある。 もちろん、古い新坂といっても、新坂…

114回秀樹杉松坂めぐり(2018,12,14文京区)~金魚坂、新坂(本郷)、清戸坂、だんだん坂。

文京区内の坂を、坂学会坂リストで最終的にチェックしたら、4つの坂へ行っていないことが判明。早速巡って来ました。4坂のうち2坂は階段坂でした。文京区はこれにて「完了」となります。今日最初の「金魚坂」はとても面白かった。 坂標識はないが「金魚坂…

<坂研究>まねごと~『江戸の坂 東京の坂』(横関英一著)を読む~(1)

「坂学会」の新人として、これまでの坂めぐりをふまえて、坂研究の入門を志しました。横関英一著『江戸の坂 東京の坂』をテキストに、「なるほど」と確認すること、「そうだったのか」と知ること、などを書き留めたいと思います。いわば私の”坂研究まねごと(…

113回秀樹杉松坂めぐり(2018.12.11) ~皇居東御苑「汐見坂」「梅林坂」「狐坂」~

皇居東御苑を散策、汐見坂、梅林坂、狐坂を歩く 横関英一著『江戸の坂 東京の坂』(全)(ちくま学芸文庫)p.64の「江戸旧本丸内にも潮見坂があった」の文章を読み、早速調べたら、皇居東御苑内に「汐見坂」(潮見坂)、「梅林坂」、「狐坂」の3坂があることが確…

<秀樹杉松坂めぐり>を再開しました。「坂学会」会員としてのスタートです。〜112回坂めぐり〜

先般、111回833坂で<秀樹杉松坂めぐり>の終(完)結宣言をしました。自分で調べた範囲内ではこれがすべてだと思いつつも、「坂学会/東京の坂」には900の坂が含まれているので、実際にはまだ残っているのは認識していました。新しい局面が開けてきました。 / …

内田康夫『孤道』(未完作)の「完結編」の最優秀賞が決定、発表されました。和久井清水(わくいきよみ)「孤道 ~我れ言挙げす」

本題に入る前に、内田康夫の大ファンである私のブログ『秀樹杉松』を紹介します。/ Atelier秀樹

<坂めぐり> 踏まえた <坂研究>へ

この度「坂学会」会員になりました。これまでの<坂めぐり>を踏まえて、これからは<坂研究>にも参加することになります。坂情報の最高権威として、全面的に依拠してきましたが、その「坂学会」会員になれるなんて、夢にも思わなかったのです。「坂学会の…

136回ミニウォーク「奥渋谷から文化村へ」に参加しました。 ~2018.12.1、東京都ウォーキング協会主催、5km。

ミニウォーク「奥渋谷から文化村へ」 (毎月第一土曜日に、NPO東京都ウォーキング協会が主催、5km) 秋晴れ(初冬?)の136回ミニウォークは、2018年12月1日、代々木八幡宮から渋谷の「文化村」までの5km。途中汗かいて上着を脱ぎました。鍋島松濤公園でト…