秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

2022-01-01から1年間の記事一覧

ドヴォルジャークの音楽 ~ とくに交響曲第9番『新世界より』に魅せられて

クラシック音楽といえば、ベートーヴェンとモーツァルトの名が挙がるでしょう。そしてショパン、シューベルト、シューマン、の、似たような名前の3人が続くかも。実は私(秀樹杉松)の場合は、ドヴォルジャーク(ドヴォルザーク・ドヴォジャークの表記も)の…

阿刀田 高 [著]『小説作法の奥義』(新潮社) を読んで、新たな感動と示唆!

新聞広告の「阿刀田 高」(アトウダ タカシ) 氏の名前を見てビックリ。「元気で書いてるんだ!」と早速書店へ。5、60年ぐらい前でしょうか、10年近く同じ職場で働いていた者として親近感を覚えます。作家・文化人として目覚ましい活躍を見せる、阿刀田氏…

『日本史を暴く』(磯田道史著、中公新書) を読む ~ “面白くて為になる”本です!

私の書評の一つに「面白くてタメになる本」がありますが、 本書『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』はその典型でしょう。 著者は、毎週日曜日のNHKBSプレミアム(0:00〜0:45)「英雄たちの選択」で、お目にかかる 磯田道史さんです。 ↑ 磯田道史著『…

故郷から届いた 大好きなリンゴ!~「林檎 (リンゴ) の研究」

旧南部藩の岩手県出身なので、子供の頃はリンゴを食べて育ちました。今でも、リンゴと南部煎餅(なんぶせんべい)は大好物です。 岩手の弟から ”いわて純情りんご” の「サンふじ」と「シナノゴールド」が贈られてきました。有難いことで、美味しく頂戴してい…

日本一の大学

「日本一の大学」といえば、T大・W大・K大などを筆頭に、何を基準にするかで、種々の大学が挙げられるでしょう。しかし、決められた公的な基準があるわけではないし、人それぞれの考え・見方・好みもあるでしょう。となれば結局、「自分の母校が日本一」でい…

小泉 悠 著『ウクライナ戦争』(ちくま新書)を読む ~ 今、”必読の本”でしょう。

○私が読むのは、大体は”面白くて為になる本”ですが、時には ”難しくて為になる本” にも挑みます。3日ぐらい前でしたか、新聞の広告欄に載っていた新刊本 『ウクライナ戦争』(小泉 悠著、ちくま新書) に気づき、早速購入。 ................................…

「神田川を歩く」の ”余景” 〜川と周辺の《三十景》

神田川の水源「井の頭池」から「隅田川」への合流地点までの24.6kmを、10回にわけて完歩しました。そして、起点の「水門橋」から合流直前の「柳橋」までの、145橋の写真を撮りました。(撮影できなかった橋は数個ありましたが) 「神田川を歩く」の標題で、…

「神田川歩き」と「神田川145橋の撮影」完了!~「神田川を歩く」(11)最終回 38) かんな橋~43)蔵下橋

○「近くの神田川を歩いて、橋の写真でも撮ろうか」と始めたのが、 「神田川歩き」。最初から完歩したり、橋全部を撮影する気持ちは毛頭なかった。だが、やり始めたら面白いくてやめられず、ついつい 神田川完歩・145橋完撮に及んだ、としか言いようがない。 …

神田川を歩く(10) 14) 清水橋~37)神田橋。予期せぬハプニングにも見舞われましたが、グレートな歩きでした。

○正午に家を出て久我山駅(京王井の頭線)で下車し、14)清水橋から28)塚山橋の15橋の予定で「神田川歩き」へ出発。ラストの塚山橋終わったとろで、「天気は好いし体調も悪くない、時間もまだ2時台」と気が大きくなり、予定をオーバーして29)塚山橋から…

神田川を歩く(9) 「銀蔵橋」物語 ~ 川に架かる橋と、鉄道をまたぐ跨線橋と、、、。

○昨日の「神田川を歩く」で、びっくりする事がおきました。「6)丸山橋」の写真を撮り終え、次の「7)神田橋」へ向かおうとしたが、神田川両側の遊歩道が無い。こういう事はタマにあるので、左へ直角に折れ、交差点を右折しました。 ○ところが、相当の距離…

神田川を歩く(8)   1) 水門橋(神田川の起点)~ 13) 久我山橋

○神田川にかかる145橋のうち、1) 水門橋 ~ 43) 蔵下橋の43橋は、数日経ってからと思っていましたが、好天に誘われて?昨日(11/4)神田川の水源・井の頭池(井の頭公園)に出かけ、 1)水門橋〜13)久我山橋 の写真を撮ってきました。 、 ○何十年ぶりかに…

神田川を歩く(7)聖橋~柳橋 神田川が隅田川へ流れ込む

神田川を歩く (7) 聖橋~柳橋 の9橋 をお届けします。 昨日(12/3)歩いた、この9橋は神田川の最下流部で、柳橋を最後に大きな隅田川に注ぎます。「柳橋」は神田川の流れを締めくくる最後の橋ですね。 .............................................. こ…

神田川を歩く(6) 華水橋 ~ お茶の水橋

きのう(2022/12/2)の”神田川歩き”(6)は、 「華水橋」から「お茶の水橋」までの写真を撮ってきました。全部で19橋になる筈でしたが、神田川遊歩道の途絶などで4つの橋の写真は撮ることができず、結局14橋の撮影に終わりました。 .......................…

神田川を歩く(5) 神高橋 ~ 江戸川橋

....................................................................... きょう(2022/12/1)も神田川を歩き、 神高橋から江戸川橋までの15橋の写真を撮ってきました。いつ雨が降ってもおかしくない”完全曇天”?でしたが、写真でお分かりのように、有…

神田川を歩く (4) 栄橋 ~ 清水川橋

昨日(2022.11.29)神田川を歩き、桜橋から清水川橋までの、16橋の写真を撮ってきました。雨天でもあり、終わったのは日没後でしたので、暗くて写真の出来は良くはありません。 ........................................................................…

神田川を歩く(3) 桜橋 ~淀橋

71) 桜橋 中野区弥生町1/ 本町5 ................................. 72) 花見橋 ..................................... 73) 月見橋 .................................... 74) 中ノ橋 ..................................... 75) 皐月橋(さつき) ......…

神田川を歩く(2) 向田橋 ~ 中野新橋

56) 向田橋 ↑ 中野区南台5丁目 57) 神田橋↑ 58) 角田橋↑ 59) 睦橋 ↑ 60) 栄橋 ↑ .................................................................................... 善福寺川(手前)が神田川に合流 ↑ .............................................…

「かんだがわ の おもいで」 ~ 神田川遊歩道の壁の イラストタイル

『神田川再発見』(神田川ネットワーク/編) p.20から → 「永福橋」の先の右側の岸には、愉快なイラストタイルが10枚連続して貼られている。最初の絵は「かわせみさん」のタイトルで、「川などの土手に巣を作り、空飛ぶ宝石とも翡翠鳥ともいわれるほど美しい」…

可愛い孫が18歳になりました。成人( 成年)おめでとう!~誕生から1年間の「成長観察メモ」を紐解く

歌声喫茶「ともしび」。高田馬場新店で11/22から営業再開! ....................................................................................................................................................................... 子供は3人いるが…

「歌声喫茶ともしび」(高田馬場新店) 開業2日目に行ってきました。再出発おめでとうございます!

..................................................................................................................................................... ◉60年余り「歌声喫茶・新宿ともしび」として親しまれてきたが、コロナ禍にあって休業を余儀なく…

神田川を歩く(1)神田川(水源=井の頭池、長さ=24.6km)に架かる145橋 ~ 水源から下流へ

井の頭池(三鷹市)を水源とする 神田川。 川の長さが24.6km、架かる橋は145橋。 140の橋全部を紹介するのは無理ですが、水源から杉並区終了までの橋を数えたら55橋。区切りがよく、しかもGO! GO!なので、55橋を一気に掲載します。 …………………………………………………… …

「神田川ネットワーク」(『神田川再発見』の編著者)~ STUDY神田川(2)

............................................................................................................ 『秀樹杉松』前号で『神田川再発見』を取り上げました。5年がかりでこの名著を編纂したのが「神田川ネットワーク」さん。調べたら、すごい…

『神田川再発見』(神田川ネットワーク編) を読みました~STUDY神田川 (1)

『神田川再発見』/ 神田川ネットワーク編(東京新聞出版局 2008年刊) ........................................................................................................................................ 「神田川歩き」だけでなく、ささやかな…

帽子について~ やはり、「必要な時は被る」人がいる!?

小生愛用の帽子(バケット帽?) ......................................................................................... 『秀樹杉松』前号で「帽子を被る人が少なくなっている」と書いたばかりですが、今朝6時半ごろからの”善福寺川歩き”でビックリ…

着帽(帽子をかぶる)と無帽(被らない)に思う

「帽子をかぶる人が減っている」とはよく聞く。外では被って歩く習慣の自分から見ても、確かに着帽者は多くはない。いや、非常に少ない。その意味で私は”少数派”に入るわけだが、自分の意識では、そういう実感はありません。 自分で着帽する理由や事情は特に…

沢木耕太郎/著『天路の旅人』(新潮社)、読み切りました。すごい本です!

書店の新刊コーナーで見つけた 『天路の旅人』(沢木耕太郎/著:新潮社)。 11月5日に読み始め、昨夜(11/14)読みきりました。10日間かけてやっと読了にこぎつけたのですが、何せ574ページの分厚い本(原稿は四百字詰めで千枚近い由)なので、「我ながらよく…

シルバー物語 ~ ”惚け爺” と ”知る婆”

........................................................................................................................................ 現代は「高齢化社会」とか「シルバー社会」と言われるほど、”シルバー”の比重が高くなっているようです。80余…

善福寺川+神田川 = 福田川(愛称)

善福寺川 ............................................................................................................. 前号のように、神田川と善福寺川は、いわば ”わが川” ”わが庭”で、拙宅は両川が最接近(450m)する地域の中間点にあります。つま…

川歩き ~ 神田川・善福寺川と『秀樹杉松』

神田川 ................................................................................................................................................................................. 今朝、久しぶりで神田川を歩いてきました。「川を歩く」と…

「岸田内閣成立」を伝える『秀樹杉松』~ 2021年(昨年)9/30~10/9

1年前の『秀樹杉松』を開いたら、 岸田文雄氏を首班とする新内閣の誕生が、期待を込めて報じられています。9月30日から10月9日まで4号にわたって、力を込めて編集した記憶が蘇りました。 また、岸田新首相の「…心豊かな日本を次の世代に引き継ぐために、全…