秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「峠の研究」(2) 〜 司馬遼太郎著『峠』を読む /  別所広司主演 で映画化 ~「峠  最後のサムライ」

本ブログ『秀樹杉松』2/19号の「峠の研究」において、司馬遼太郎の小説『峠』も紹介しました。これが縁で今回、 司馬さんの『峠』(新潮文庫3巻)を読み始めました。どうやら大作のようで、映画化もされています(コロナ等で公開は延期されて、2022年公開予定…

1)大沢在昌『帰去来』を読む /  2)陶淵明『帰去来の辞』の考察

今日は「仏滅」のようですが、実は歴史に残るめでたい日です。「2022年2月22日」で、数字の2だけが6つ揃うからです。この次に同じ数字だけが並ぶのは、2だけ6つが揃う200年後の2222年2月2日と、2だけが7つ揃う同年の2222年2月22日となります。 閑話休題…

「峠の研究 」(1) ~ ◉垰・◉乢・◉峠・◉撓・◉手向 / たわ・たお・たむけ・たわごえ・たおごえ / 鞍部・越・乗越・コル / col・pass 、、、。

「峠」を知らない人はいないでしょうが、「説明せよ」と言われたら、ちょっと困りますね。トウゲは語感がよく、なんとなく親近感が持てます。「坂研究」の傍ら「峠研究」もしてみたくなり、少し紐解くことにしました。ひもとく(繙く、紐解く)は本来、書物…

西空に朝日?~早朝の幻影~沈みゆく月の華麗と荘厳

今朝は早朝のシルバー就業日。あたりがまだ薄暗いのに、太陽が見えた。おかしい。しかも西の方角?「太陽が西から昇るのは、おかしい!」。それに、よく見たら、自ら輝く太陽ではなく、太陽の光を反映している、まん丸い月のようだ。 「西も東も区別できない…

567(corona)~増えたり減ったり。ピークアウトは? 

内閣官房(Cabinet Secretarist)によれば、”コロナ”の正式名称は「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)」のようですが、我々は日頃「コロナ」と略称しています。ところが過日テレビで、「コロナ」という会社の社長さんが、連日のコロナ報道でマイナスイメー…

冬季五輪、日本選手の活躍に興奮 ~ メダルおめでとう! 平野歩夢・鍵山優真・宇野昌磨、堀島行真、、、の皆さん。

これまで「冬季オリンピック」には余り関心がありませんでした。子供の頃スキーで肩を負傷したのが原因で、(東北の雪国出身なのに)冬スポーツは敬遠してきたからです。 ところがどういうわけか、今年の冬季五輪はテレビにかじりつきました。日本選手の活躍…

今日は雪が降ってます。~ 注意報と警報とは?

「シルバー就業」やってますが、終了したら業務日誌を書きます。記入項目の中に「警報」欄があります。先日「強風乾燥注意報」が連日出たので、日誌に書き込みました。 ところが、関係者の一人から「注意報は記入の必要はない。対象は警報だ!」と強く言われ…

今日は日本晴れの大安です! ~ 567(新型コロナウィルス)と03567(オミコロナ=オミクロン株)への戦いは新局面に!

今日は「早朝のシルバー就業日」(三日に一度)なので、5時半に家を出て近くの学校で仕事をしてきました。仕事が一段落したところで、スマホで『秀樹杉松』(私が執筆投稿しているブログ)を覗いたら、2月2日、3日、4日と三日連続で投稿していることがわかりまし…

半藤一利『日本人の宿題』を読み、「戦争というものは、本当に人間がやってはならない一番最大の悪」(本文より)であることを、改めて噛みしめました。

◉半藤一利さんの著作で、これまで読んで『秀樹杉松』に読書記を書いたのは、次の3点です。 → ○『学びなおし 太平洋戦争』1、2 ○『歴史探偵 忘れ残りの記』 ○『日本のいちばん長い日』決定版 ◉今年の冒頭、一周忌にあたりNHKから出版されたばかりの新書を、一…

福は内、コロナ鬼は外!〜今日は豆まきの節分。東京で2万人・全国で9万人を感染させたコロナを逐い払おう!

寒い毎日が続いていますが、暦の上では今日2月3日(旧暦1月3日)は「節分」で、明日は「春分」です。 春がやってくるというのに、コロナ感染者は、昨日、東京で初めて2万人超えの21,576人、全国では初の9万人超え94,930人)を記録しました。本当に困っ…

浅田次郎 著『母の待つ里』を読む ~ 生まれ育った場所だけが 「ふるさと」ですか?(表紙帯)

新聞広告で浅田次郎 著『母の待つ里』(新潮社2022年1月25日刊)を見つけ、すぐに書店に駆けつけた。「東北・岩手出身の都民」の自分としては、この書名と著者から、すぐにも読みたいと思ったからです。日頃から生まれ故郷「ふるさと」に関心が高いので、「俺…