「小池・前原台風」列島駆け巡る / Atelier秀樹
政局はにわかに、驚くべき様相を見せつつある。冒頭解散によって「これで勝った!」と安倍総理は思っただろうが、「民進の希望への合流」」という「小池・前原台風」発生で、予想もしなかった劇的な展開を見せてきた。日本の政治史・政党史・選挙史に特記されるべき重大ニュースだと判断し、記録にとどめるため、小生のコメント抜きに、ヤフーニュースからJIJI.COM (時事通信社)を転載する。
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「民進党は28日午後の両院議員総会で、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」へ合流するとした前原誠司代表の提案を了承した。「非自民・非共産」の野党勢力を結集し、政権交代を目指す。
総会の冒頭で前原氏は「われわれはどんな手段を使っても、安倍政権を止めないといけない」と強調。「名を捨てて実を取る決断を理解いただきたい。われわれの理想の社会を作るため、好き勝手な安倍政権を終わらせるためだ」と訴えた。
提案内容は、(1)民進の公認内定を取り消す。(2)立候補予定者は希望に公認申請する。(3)民進は候補を擁立しない ー が柱。前原氏は総会後、記者会見する。
民進党候補の多くは希望への合流をめざすとみられる。ただ、小池氏は民進党丸ごとの受け入れを否定している。申請のあった候補者ごとに憲法観や安全保障に関する考え方を見極めた上で、希望の公認を与える方針だ。」
○上記の「合流」の結末を見守り、総選挙の結果に注目したい。
(秀樹杉松 85巻/2434号)2017.9.28