鼠坂、狸穴坂、永坂、永井坂、落合坂、行合坂 、、、 ~坂めぐり(第3回 =2017.11.25)~
落合坂・行合坂、何となくいい坂名ですね / Atelier秀樹
3回目の坂めぐり(麻布台、東麻布方面)に行ってきました。正確に言えば4回目になります。実は昨日行ったのですが、カメラにメモリカードメを入れるのを忘れて撮影できなかったからです。前回撮影分をパソコンに取り込むために差し込んだのを抜き忘れたのです。自分のうっかりミスだが、実に困ったものです。
撮影できないからすぐに帰宅するのも悔しいので、“下見・予行演習”のつもりで予定コースを歩いてきました。今回巡るコースは分かりにくい箇所があるので、下見歩きをしたのは正解でした。現地で何人にも尋ねたり、地図を見ながら右往左往した。昨日のうっかりミスは今日にプラス、結果オーライでした。坂名の標識柱がない坂道も含まれます。
<思いもかけぬハプニング>
今日のコースにも外国大使館がありました。ロシア、アフガニスタン、カザフスタン、フィージー、サウジアラビア、スウェーデン、、、。狸穴(まみあな)といえば旧ソ連(今のロシア)大使館の所在地として有名ですが、大使館に接するような形で「狸穴坂」があったので、何処でもそうするように、坂名標識柱の写真2枚(坂名とその由来記)を撮りました。
近くに居た警官が見て知っているのに、「他にどんな撮影をしたか」と訊くので、「あなたが見ていたように、坂名標識柱の2枚だけですよ」と答えた。ところが、「本当にそうなのか、メモリーカードで確かめたいから、見せて欲しい」と言われ唖然とした。その必要はないし、撮影分を強制的に調べるのは明らかに行き過ぎで、不当だと申し立てた。
だがここでトラブルを起こして110番されても困るし、これからまだ巡る坂が残っていることを冷静に考えて、「見るなら見てください」。2枚しか撮ってないことが実証され、一件落着。先日の中国大使館といい、今日のロシア大使館といい、オーバー警備の印象を強くしました。楽しい筈の坂歩きなのに、トンダことで不愉快な思いをしました。
<久しぶりの東京タワー>
でも今日の第3回坂めぐりは全体としては愉快で楽しかったです。“日本晴れ”を象徴するように、すぐ近くから見上げる東京タワーは、美しい威容を見せてくれました。写真をご覧ください。
<今日の坂めぐりコース>
(地下鉄麻布十番)〜永坂~行合坂~落合坂~御組坂~三年坂~雁木坂~狸穴坂~植木坂~鼠坂~榎坂~永井坂~土器坂〜(地下鉄赤羽橋)(以上12坂)
<註>榎(えのき)坂は外苑東通、土器(かわらけ)坂は桜田通、という大きな道路の坂のせいか、坂名標識柱はありませんでした。なお、雁木(がんぎ)坂は、写真でもお分かりのように、石階段なそうです。
永(なが)坂
行合(ゆきあい)坂
落合(おちあい)坂
御組(おくみ)坂
三年(さんねん)坂
雁木(がんぎ)坂
狸穴(まみあな)坂
島崎藤村旧居跡
植木(うえき)坂
鼠 (ねずみ)坂
すぐ間近の東京タワー
永井(ながい)坂
榎(えのき)坂 (外苑東通)
土器(かわらけ)坂 (桜田通)
美しくて威容のある 東京タワー ですね!
(秀樹杉松 88巻/2496号) 2017.11.25 #136