坂めぐり| 第12回 | 夏目坂、漱石山房記念館、漱石公園 etc.
今日の坂めぐりは、夏目漱石ゆかり一色でした。
/ Atelier秀樹
私の坂めぐりも昨日で、回数が11回、巡り歩いた坂道数が138に達しました。12回目の今日は新宿区の牛込界隈に行ってきました。今回は「坂」の名がつかない「通り」の3箇所も巡ってきました。
今日のハイライトは、文句なく「夏目坂」「夏目坂通り」です。さらに夏目漱石生誕150年を記念して、平成29年9月24日に開館した「新宿区立漱石山房記念館」にも行きました。あいにく休館日でしたが、出来たばかりの記念館を外から撮影できました。隣接している「新宿区立漱石公園」も見てきました。写真をご覧ください。
実は「漱石山房記念館」の新築開館は全然知りませんでした。せっかく「夏目坂」と「夏目通り」にきたのだから、何か漱石にちなむ史跡でもないかと思案し、近くの年配者に尋ねたところ、「あっちへ行くと漱石公園があります」と教えてくれた。公園にたどり着いたところ、漱石にちなむ内容が深い公園でした。
そして、公園と同じ敷地内に隣接して、立派な新築の建物があるのびっくり。玄関に近づいたら職員が出てきて「済みませんが今日は休館日です」。これが2ヶ月半ばかり前に開館した「漱石山房記念館」でした。外観の写真を撮らせてもらい、改めて来てみようと思いました。
<漱石公園>
すぐ隣が「漱石公園」です。新宿区のHPを開いたら次のように出てきました。
→ この場所には、明治48(1907)年から大正5(1916)年に漱石が亡くなるまで過ごした「漱石山房」がありました。ここで漱石は、「三四郎」「それから」「こころ」といった代表作を執筆しました。現在は、その地の一部が「新宿立漱石公園」となっています。
漱石山房記念館HPには、以下のように書かれています。
→漱石が晩年9年間を過ごした「漱石山房」があった敷地の一部は、新宿区立漱石公園として整備されています。園内には富永直樹制作の漱石胸像や、「猫塚」があります。また、「道草庵」では漱石や漱石山房に関する資料を展示しています。
<漱石山房記念館>
wikipediaでは、以下の通りです。
→ 漱石の生誕150周年を記念して東京都新宿区が設置する記念博物館である。2017年9月24日に開館した。漱石は新宿区で生まれ育ち、また1916年の死没まで9年間を現在の新宿区早稲田南町の「漱石山房」で過ごした。「漱石山房」は、漱石の弟子や知人など多くの文化人が集うサロンの様相を呈していたが、1945年の空襲で焼失し、戦後その敷地の半分は「漱石公園」、残る半分は区営住宅(元は都営住宅)となっていた。
2011年、この区営住宅の建て替え・移転を機に、区では「漱石公園」の敷地と合わせて、かつての「漱石山房」を再現した、日本初の本格的な漱石記念館を建設することを決定した。・・・。
<坂めぐりコース>
(地下鉄若松河田)~稲荷通~安養寺坂~台町坂~女子医大通~夏目坂通~夏目坂~漱石山房通~漱石山房記念館~漱石公園~下戸塚坂~椎木坂~蜀江坂~(地下鉄西新宿) 計 9坂(通)、12箇所
<写真編>
稲荷通
安養寺坂
台町坂
女子医大通
夏目坂通
夏目坂
漱石山房通り
漱石山房記念館
開館したばかりの漱石山房記念館 ↑
漱石公園
漱石胸像 ↑
道草庵 ↑
猫 塚 ↑
漱石山房の記憶 ↑
下戸塚坂
椎木坂
蜀江坂
(秀樹杉松 89巻/2511号)2017.12.11 #blog<hideki-sansho>151