秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

動物(狸、猿、象、鹿、雁、狐)支配下から脱却し、人間政治を取り戻すことが必要なのでは?

 最近の政治は完全におかしいと思います。人間政治は駆逐され、今や動物が徘徊しているようです。何とかなりませんでしょうか? 主な動物をあげてみましょう。

 

 塩梅辛酸騒

 塩梅呆布陣

 罪魔城

 鹿看板寵

 

  これ以外にも、何匹か見え隠れします。

 暗部小棟梁

 肝心腸

 恋気揺頓知嬢

 

 ざっと見ただけで、狸・猿・鹿・雁・虎・狐、そして人間の顔をした鬼も。まさに「7匹の動物」。見るからに獰猛な虎は分かりやすいが、狸や狐は人間を騙すのが大得意です。どっしりの象がいるかと思えば、逃げ足の早い鹿もおり、悠々と空を飛ぶ雁もいるのです。

 特に親分の狸は、モリ蕎麦やカケ蕎麦が大好物で、自分の側(そば)にいる”友人のための政治”に一番力を入れている。モリ事件やカケ事件が起きたのは、当然の成り行きでしょう。困ったものです。

 「公文書改ざん事件」は、それに先立つ疑惑の「国有地払い下げ事件」からきており、狸の「何故改ざんが起きたのか」は愚問で、問題のすり替えです。時代劇風に書けば、事件の根幹が「殿の乱心」にあるのは明白なのですから、もっともらしく「原因」や「対策」を検討する必要はなく、直ちに「乱心の殿」をその座から追放する以外にないでしょう。こうした真っ当な意見が公に開陳されないのを不思議に思い、つい声をあげることにしました。あなたは、どうお考えですか?

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            『秀樹杉松』92巻2569号 18-3-16  # blog < hideki-sansho > 209

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