半年間放置してましたが、やっと眼科の門をくぐりました。これまで経験したことのない症状。もちろん「飛蚊症」という名前も。もっとも医師によると、「飛蚊症」は症状のことで病名ではないそうです。めづらしい症状ですので、参考までに権威ある説明を引用紹介します。読んでおいて損することはないと思います。/ Atelier秀樹
◉飛蚊症とは / 日本眼科学会
皆さんは、黒い点や虫のようなもの、または薄い雲のようなものが視野の中に見えたことはないでしょうか。このように、視界にごみや虫のようなものが飛んでいるように見える症状を飛蚊症(ひぶんしょう)と呼びます。目を動かしても、影は同じ方向に移動しかつ細かく揺れるので、その名のとおり目の前を蚊が飛んでいるように感じます。ただし、影の形は、ひも状のものやリング状のものなどさまざまです。いつもは気が付かなくても、白い壁を見たときや空を見たときにははっきりと現れることが多いといわれています。ほとんどの場合は、加齢などの生理的変化によるものですから、心配いりませんが、たまに網膜剥離など重篤な疾患の前触れであることがあるので注意が必要です。(nichigan.org.jp )
飛蚊症(ひぶんしょう)は、人間の眼球内の原因により視覚に発生する現象で、視界内に小さな薄い影(糸くずや蚊のようにも見える)のようなものが現れる。網膜上では特定の位置に影は存在しているが、眼球の運動による視界の移動により、この影は相対的に 動き回っているように当人には感じられる。眼科分野では遭遇する頻度の高い症状で、疾患の場合もある。ムスカイボリタンテス(muscae volitantes)ともいう。(ja.wikipedia.org)
◉飛蚊症 / 眼科Dr.から渡された小冊子
明るい所や白い壁、青空などを見つめたとき、目の前に虫や糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるように見えることがあります。このような症状を医学的に『飛蚊症』と呼んでいます。
眼中の中の大部分は、硝子体(しょうしたい)と呼ばれるゼリー状の透明な物質がつまっています。隔膜と水晶体を通して外から入ってきた光は、この硝子体を通過して網膜まで達します。
ところが硝子体に何らかの原因で“濁り”が生じると、明るいところを見たときにその濁りの影が網膜に写り、眼球の動きとともに揺れ動き、あたかも虫や糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるようにように見え、飛蚊症として自覚されます。この濁りには、生理的な原因によるものと病的な原因によるものがあります。
<編註>いろいろ検査の結果、病気による「飛蚊症」ではないとの診断。ホッとしました。この症状はずっと続く場合もあるし、消滅することもあるそうです。(いつの間にか消えてしまった、という人の話も聞きました)。悪化して視力に障害が出ると要手術なそうです。
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『秀樹杉松』94巻2610号 2018-5-26, #blog<hideki-sannsho>251
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