今日は午後から出かけて、目黒区と世田谷区の坂2つだけ巡ってきました。2坂にしたのは、①この二つの坂はポツンとあるので、電車、バスを利用すれば半日で行って来れると考えたから。②いつものことながら、ブログの写真アップの月別容量が切れそうなので、恰好だと見込んだからです。超コンパクト坂めぐりをご覧ください。 / Atelier秀樹
目黒駅 <スタート>
①富士見坂(ふじみざか)(#629)
目黒区目黒1丁目から品川区上大崎2丁目まで。ホテルプリンセスガーデンの南脇を,マンション群の間を通って西に下る。東北東に上る。150m。急坂。ほぼ直線。途中に踊り場のように傾斜の緩くなった部分がある。標識なし。大正後期の新坂で,富士見坂などは見晴らしのよさから自然に呼ばれてきたものであろう。(「東京の坂風情」より)
坂途中に,国土交通省が設置した「関東の富士見100景(東京富士見坂)」の標識がある。
<編注>「富士見坂」はあちこちにあるが、同じ目黒区内の青葉台4丁目(玉川通)にもあります。
目黒駅~渋谷駅(電車)~深沢不動前(バス)で移動
深沢不動
②深沢坂(ふかざわざか)(#630)
世田谷区深沢5丁目。深沢神社の東。坂下は“深沢4丁目”交差点から南西に100mの呑川緑道,坂上は“深沢坂上”バス停付近。南西に向かって上り。130m。緩やか。直線。坂の標識はないが,坂上に「深沢坂上」というバス停と交差点の標識がある。
桜新町付近から続くこのあたりの低地は水田地帯で,稲がつくられていた。深沢とはその谷間の名である。この谷間を越して南の舌状の台地(等々力方面)に向かって上る坂が深沢坂。江戸時代のこのあたりは畑と雑木林で,ほとんど農道であった中に,街道筋を短絡させる地方の幹線道が,この深沢坂や原の坂の道筋であった。(「東京の坂風情」より)
バス停「深沢不動前」<ゴール>
ここからバスで渋谷へ出て帰宅。
<編注>
坂名および坂の解説は、「坂学会/東京23区の坂」http://www.sakagakkai.org
に依拠。写真撮影はAtelier秀樹。坂名の直後に付した(#〇〇)は、『秀樹杉松』坂めぐりの累積総坂数。今回(73回)の2坂で合計630坂を巡ったことになります。
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『秀樹杉松』96巻2659号 2018-8-23 / hideki-sansho.hatenablog.com #299
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