秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

豊山善戦及ばず、稀勢の里かろうじて3連勝 ~物言いついた秋場所3日目~。昨日の対貴景勝戦について、気になることがあります。

 秋場所3日目の横綱稀勢の里は、豊山(前頭2枚目)に土俵際まで押し込まれたが、突き落としで辛勝した。稀勢の里いつもの“得意パターン”である。つまり、「相撲に負けて勝負に勝つ」アレの典型。よく言えば “土俵際の魔術師” であるが、あまり褒められた勝ち方ではない。当然「物言い」がつき、“差し違い”に泣かされる行司さんもでる。 / Atelier秀樹

 

 ハラハラさせる相撲で、土俵際でかろうじて勝ちを拾うことが多いので、白鵬などのような強さは感じられない。その稀勢の里が頑張って3連勝したのだから、おめでとう!と声援する以外にはないが、一つだけ書き留めたいことがあります。

 

 実は昨日2日目の小結貴景勝では、押し込まれた後に逆襲して勝った。勝負が決まった瞬間ははっきりしていたので、もちろん物言いはつかなかった。しかし、私がテレビで瞬間的に見たかぎりですが、物言いがついてもおかしくない?瞬間を目撃しました。勝負がついた直後の2回目に放映された、反対側から撮った画面に、押しこまれた稀勢の里のカカトが土俵外に着いたように見えました。

 

 このことを昨日書こうかと思いましたが、アナウンサーや解説者は何も言わないし、審判員からもの言いがつかなかったので、稀勢の里のカカトが土俵外の土についたと私が思ったのは、瞬間的な錯覚だったかも知れない、と思ったりしました。しかし、自分の目にはそう映ったことは確かでした。

 

 テレビ放送で、前日の熱戦が再放映されることがよくありますが、今日も昨日の稀勢の里×貴景勝の画像が放映されました。この機会にもう一度その場面を見られる、と期待したのですがダメでした。1回目の画像(正面からの撮影)が再放映されただけで、肝心の2回目(反対側からの撮影で土俵が映っている)の画像は出てきませんでした。テレビが再放映しないので点検できません

 

 『秀樹杉松』97巻2675号 2018-9-11  /  hideki-sansho.hatenablog.com #315