パリーグ・ソフトバンクがリーグ２位からの“下克上”で、広島を降して日本一になった。長期ペナントを戦い抜いて優勝したチームが、日本シリーズに出られないことについては、「だから面白い」の賛成と「そんなのおかしい」という反対がいる。/Atelier秀樹
私は反対派のつもりだが、今年の経緯と結果を総合すると、「まあ、偶にはいいかも」。工藤監督が連続日本一に輝いたことに、文句なく拍手を送りたいです。もし負けていたら、反対論が強まったかもしれない。
最近のプロ野球には、名監督とか名将、知将と呼ばれるリーダーがいなくなり、寂しい思いをしていましたが、どうやら新しい名監督が出現したようですね。翌日（11月4日）の「日刊スポーツ」を買ったところ、第３面の見出しと写真は凄い。
「日刊スポーツ」2018年１１月４日（3）
ソフトバンク監督に就任４年で、日本シリーズ制覇３回の偉業を達成したのである。しかも、今年はリーグ２位からの下克上。セリーグで圧倒的な強さを誇る広島に１敗しかしなかった。
「ニッカン」によれば、工藤監督の球歴は輝いている。西武の１３年間で８回、ダイエーの４年間で１回、巨人の７年間で２回、計１１回も「日本一」を経験している。プロ野球最多タイの実働２９年で、通算２２４勝１４２敗３セーブ。リーグMVP２回などに輝いている。
２０１５年にはソフトバンク監督に就任。監督として４年間で３度の日本一に輝いた。まさに待望の「名将」誕生です。巨人や阪神の監督も来年代わりますが、当分は工藤監督から目を離せないですね。もっとも私としては、東北楽天、北海道日本ハムも応援しているので、来年のパリーグは大変です。
『秀樹杉松』100巻2721号 2018-11-６ / hideki-sansho.hatenablog.com #361
＜編註＞この第2721号から「秀樹杉松」は第１００巻に入りました。＞
