坂学会「この指とまれ」(坂歩き)は毎月の第2土曜です。東京オリ・パラの記念すべき今年の歩き始めは、昨日の1月11日(いい人)に行われ、私も参加して赤坂の街を歩きました。松本崇男会長による<江戸切絵図の坂>第4弾で、港区赤坂の15坂と関連の史跡を歩きめぐりました。
いい人は この指とまれ
オリパラの 年明け歩く 坂の街 Atelier秀樹
いつもの通り、事前に周到に準備された解説資料、地図、切絵図は見事で、実地に臨んでの説明も素晴らしかったです。坂研究と坂歩きに堪能しました。終了後は打ち上げで喉を潤しながら、懇談しました。
実は、今日の坂はすべて、私が坂学会入会前に個人(文字通り独り)で歩いたことがあるので、いわば “おさらい歩き”でした。しかし、私が立ち寄らなかった史跡などもあり、有意義な坂めぐりとなりました。私は足腰に問題を抱えているので、会員の皆さんについて行くのは楽ではありませんでしたが、なんとか追いつきながら、ゴールに辿りつきました。
一人で坂歩きをしていた頃は、文字通りマイペースを貫き、写真もゆっくり撮りましたが、集団で歩くとなるとそうもいかず、今回は写真は何枚かに限りました。本稿に載せる写真は、今回撮影の分と、以前の「秀樹杉松 坂めぐり」で撮ったものとが混在しています。いずれもAtelier秀樹撮影なので、特に区別しません。
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坂めぐりのコースを紹介します。
1)豊川稲荷(とよかわいなり)
2)九郎九(くろぐ)坂(別名:鉄砲坂)


3)弾正(だんじょう)坂


4)薬研坂(やげん)坂


5)青山通り
6)牛鳴(うしなき)坂(別名:牛啼坂、皀角さいかち坂)


7)丹後(たんご)坂(別名:丹五坂)


8)鈴振(すずふり)稲荷境外末社
9)円通寺(えんつうじ)坂


10) 稲荷(いなり)坂


<註>
坂学会HPの坂リストでは、この「稲荷坂」の別坂名が、次々項(12)の「稲荷坂」と同じ「掃除坂」となってますが、これはもしかして誤植かケアレスミスとかも知れません。この件については、「秀樹杉松 坂めぐり」でも指摘してあります。
なお、港区には二つの「稲荷坂」があり、それぞれ別個の稲荷神社にちなむ坂名とされている。それはその通りでしょうが、(これも既に指摘しましたが)この両坂は実は、いまでは道路で寸断されているが、元々はつながった一本の「稲荷坂」であった可能性もあります。これ全くの私見です。
がもしそうだとしたら、二つの「稲荷坂」が、坂名も別坂名(掃除坂)も同一だということは、私の個人的見解「元々は一本の稲荷坂であった可能性」が強まることにもなります。となれば、、上述の “誤植かケアレスミス”は取り消さなければなりません。坂学会の権威にかけても。
11) 新坂


12)稲荷(いなり)坂(別名:掃除そうじ坂)


13) 三分(さんぷん)坂


14)法土(ほうどう)寺


雷電爲右エ門の墓
15)檜(ひのき)坂


16)南部(なんぶ)坂(別名:難歩坂、なんぽ坂)


17)氷川(ひかわ)坂


18) 氷川(ひかわ)神社
19)本氷川(もとひかわ)坂(別名:元氷川坂、転坂)


20) 勝海舟邸跡(港区6-10-39)
21)転(ころび)坂


22)勝海舟邸(赤坂6-6-14)
23)福吉(ふくよし)坂


23)赤坂SACAS(旧松平安芸守屋敷跡)




サカス坂
<解散>
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『秀樹杉松』112巻2961号 2020.1.12/ hideki-sansho.hatenablog.com #601