4月7日からの「緊急事態宣言」から19日目。今日から連休明けの5月6日まで、東京都の「STAY HOME 週間」(~5/6) 。小池都知事の都民への訴え「STAY HOME, SAVE LIVES 」は、簡潔で分かりやすく、説得力がありますね。直接には都民対象ですが、首都圏はもとより、全国民への強いメッセージの効果も期待されます。
「不要不急の外出自粛」と「3蜜回避」は、今や生活パターンに定着しつつあるかにも見えますが、一部には、軽く受け止めたり守ろうとしない人もいるようです。困ったことですね。外出自粛と言っても、外へ一歩も出るな、というわけにもいかない。買い物とか病院通いなどはやむを得ないとされてきましたが、最近では「3日に一回程度の買い物」とか、「なるたけ一人で」とか言われ始めています。
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「長期間・終日」の自宅閉じこもりは、とても耐えられないので、いろんな工夫が生まれているようです。その一つが「早朝散歩」や「早朝ジョギング」です。私もやっています。早朝とは私の場合、5時台、6時台のことです。空気が新鮮で、風爽やか、ウグイスの鳴き声が聞こえることもあります。
街中は避けて、川の縁を早朝歩いています。幸い、近くに「神田川」と「善福寺川」があるからです。早朝という時間帯、川という場所。川べりは完全歩道なので車は通らないし、人間もほとんど見かけません。時々、同好(歩き、走り)の人を見かけるだけで、コロナを移される心配、移す心配もありません。




早朝の川歩きは、とても素晴らしいです。軽い運動になるし、歩くので足腰にもいいです。わたしはウオーキングのやりすぎで膝を痛め、片膝は人工関節です。また、脊柱管狭窄症で手術をしました。身体で最も大切といわれる「脚・腰」にトラブルを抱えているので、歩く速度は極端に遅く、いつも追い越されます。それでも、「歩く」のが私にとっては一番なのです。
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早朝の川散策は、スズメ、カラス、ハトはもとより、白鷺、アオサギ、カルガモ、などが見られます。水浴び、餌取り、飛んで移動。特に、鷺は昼間はあまり見られませんが、早朝は水辺の鳥の「主役」です。これを見るだけで、早朝の川散歩は「早起きは三文の徳(得)」になります


水辺の鳥だけではなく、川縁の桜、ツツジ、などの花も綺麗です。「お早うございます。朝早くから、ご苦労さんです」と、笑顔で迎えてくれます。川の近くにお住いの方は、「早朝の川散策」をお勧めします。こうすると、「終日在宅」も苦痛ではなくなりますから。


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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』113巻2988号 2020.4.25/ hideki-sansho.hatenablog.com #628