合唱曲集「くつろぎのハーモニー」（滝口亮介・長嶋真美編曲）の出版、おめでとうございます。

私は、新宿区の「歌声喫茶ともしび」と練馬区の「ふらっと b おんがくたいむ」に時々顔を出して、みなさんと一緒に歌うのを楽しんでいます。長嶋真美先生が主宰する「ふらっと b」には、「ふらっと b ハーモニー」という合唱クラブもあります。合唱の魅力に取り込まれた私は、このクラブにも入って合唱練習をしましたが、「俺はついていけそうもない」と断念して、わずか半年で「脱落」しました。

この「ふらっと b ハーモニー」で合唱指導に直接当たってくださったのが、作編曲家の滝口亮介先生でした。そして、ピアノ伴奏をしながら合唱指導もしてくださったのが、主宰者の長嶋真美先生でした。滝口先生と長嶋先生による２年間に及ぶ合唱指導で取り上げ、編曲した２７曲を「合唱曲集くつろぎのハーモニー」と題して、今回の出版につながったようです。

私は音楽・合唱についての素養は皆無で、ただ「音楽・歌・合唱が好き」なだけなので、この合唱曲集の論評などはとてもできません。今もお世話になっている長嶋真美先生と、半年間お世話になった滝口先生の合同編曲による、合唱曲集「くつろぎのハーモニー」がめでたく出版されたことを、喜びを持ってお知らせいたします。

この「合唱曲集」の［編曲者経歴］によれば、滝口亮介先生は国立音大の音楽学部作曲科ご卒業で、現在は洗足学園音大名誉教授。長嶋真美先生は日大芸術学部音楽科音楽教育コースご卒業で、現在は「ふらっと b おんがくたいむ」と「ふらっと b ハーモニー」を主宰、新宿ともしび伴奏ピアニストなど、多方面でご活躍中です。

本合唱曲集【はじめに】で滝口先生は、「主旋律と副旋律、双方の存在感を明確に意識させる」を強調されていますが、私がご指導いただいた半年間にも、同様のご主張をされておりました。長嶋先生は本書【終わりに】で、滝口先生は中学時代の恩師だったことを明らかにしています。このお二人のコンビによって、この合唱曲集は出来上がったとも言えるのでは？

最後に、本合唱集「くつろぎのハーモニー」への収録曲を、曲名のみご紹介します。

【日本の叙情歌】

　１　おぼろ月夜

　２　さくら

　３　浜千鳥

　４　砂山

　５　七夕さま

【日本の流行歌】

　６　蘇州夜曲

　７　月見草の花

　８　黄昏のビギン

　９　忘れな草をあなたに