今日、この頃、思うこと 〜誕生日・年齢 / 梅雨・四季・五季・六季〜
(写真:Atelier秀樹)
<誕生日と年齢>
1)昨日7月18日は誕生日でした。80歳の誕生日(80は仮の数字ですが)とは、80回目の誕生日=満80歳ということでしょう。満80歳といえば当然に、昨日の誕生日で「80歳が満了」したことになります。ところが、現在の年齢呼称では「誕生日の昨日までは79歳、翌日の今日から80歳」なのです。
2)私は、現行の年齢の数え方(満年齢)に若干の違和感を覚えています。つまり、満80歳の誕生日の翌日からは81歳とすべきではないか、と考えるからです。さりとて、旧来の「数え年」にも問題があるでしょう。なぜなら、これによれば誕生日は関係なく、「生まれてたら1歳(当歳)で、正月には2歳となる」からです。
3)旧来式も現行式にも問題があるとすれば、その折衷案がベターに思えるのです。つまりは、
① 旧式のように正月ではなく、誕生日を境に年齢を加算する。
②現行の「生まれた年を0歳」とはせず、旧式のように1歳とする。
③これによれば、件の例の場合は、満80歳の誕生日の7月18日で80歳は満了し、翌日からは81歳となります。
4)これがベストだとは思いませんが、私は「こういうやり方もあるのでは?」とつぶやいて、この項を閉じます。
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<季節> ~梅雨 / 四季・五季・六季
今年は本格的な梅雨ですね。期間も長く、降雨量も多い。私は昨年6月15日付<秀樹杉松>に、「梅雨は春ですか夏ですか?それとも四季には入らない梅雨季(五季)でしょうか?」を投稿しました。
“から梅雨”の年も見られる中で、今年は堂々とした、ある意味、本来の梅雨でした(そのために大きな災害をもたらしましたが)。
*以下、昨年6/15の<秀樹杉松>の要旨を、復元します。参考までに、お読みください。
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日本の気象庁は、季節を表す用語として、春は3~5月、夏は6~8月、秋は9~11月、冬は12~2月と公式に定めています。(春夏秋冬の「四季」で、梅雨、秋雨はこれに含める)
ところが、気候学的な季節変化を世界と比較したとき、東アジアでは春夏秋冬に梅雨を加えた五季、また日本に限るとさらに秋雨(秋霖)を加えた六季の変化がはっきりと表れるのです。
つまり、春ー梅雨季ー夏ー秋霖季ー秋ー冬の「六季」。
梅雨の時期が始まることを梅雨入りや入梅といい、社会通念上・気象学上は春の終わりであるとともに夏の始まり(初夏)とされる。
このため、6月は梅雨入りまでは実質的には春の終わり(晩春)であり、12月も上旬頃は実質、秋の終わり(晩秋)であることも多い。
梅雨が終わることを梅雨明けや出梅といい、これをもって本格的な夏(盛夏)の到来とすることが多い。
*東京の梅雨明けの平均は明後日7/21なそうですが、今年は相当遅れそうですね。
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『秀樹杉松』115巻3033号 2020.7.18/ hideki-sansho.hatenablog.com #673