安倍前首相の「仮病」説 ～今ごろになって、やっと出てきました。
今日ネットでニュース検索などしていたら、
「安倍前首相はやはり仮病だった」の見出しに遭遇しました。それは正直驚きでした。だが「そんな筈はないだろう」の意味ではなく、「やはりそうか」と、「俺もそう思っていた！」からです。「今ごろになってやっとか」。だが、これは７年８ヶ月間の沈黙から国民が解放され始めた証かな。
念のため「安倍仮病」でネット検索したら、いくつか出てきました。参考までに日付順に並べてみました。「安倍仮病」がワードとして出てくるのは、（私の調べでは）8月18日が初出で、約１ヶ月前。たくさんありますが、とりあえず30件のサイトを紹介します。やっと、国民がいろんなことに気がつき、発信するようになった感じですね。
→
◉安倍の仮病癖は治らない｜最近思うこと - アメブロ（ameblo.jp）2020/8/18
◉安倍首相が健康不安説に乗じて側近と応援団が、「147日間休んでいない」8/18
◉権力者の健康不安説を考える 安倍さんはただ疲れているだけなのか まさかの「仮病？」説も ～FNNプライムオンライン 8/19
◉私の邪推、安倍総理は「微恙」か「仮病」？｜立花聡公式サイト（tachibana.asia）8/23
◉安倍首相は「大事な時に体を壊す癖がある 危機管理能力のない人物」～news.nicovideo.jp 8/28
◉前と同じで、安倍晋三 支持率低下で仮病 honnne-app.com 8/28
◉究極のトッチャンボウヤ・安倍氏がまたも仮病で総理辞任 ～ blog.livedoor 8/29
◉安倍晋三は本当の病を隠して「仮病」を貫こうとしたけれど foomii.com 8/29
◉安倍ちゃん仮病だと思う？ - はてな匿名ダイアリー anond.hatenabo.jp
◉「安倍前首相はやはり仮病 X もう大丈夫」ツイート一覧
◉安倍晋太郎「晋三は小さい頃から仮病に関しては迫真の演技をする」xxxx.5chb.net 8/30
◉安倍のせいで、潰瘍性大腸炎＝仮病 のイメージついたな rosie.5ch.net
◉安倍晋三の潰瘍性大腸炎は仮病か？ - あんちゃんの気まぐれ日記２。blog.goo.ne.jp 9/1
◉【悲報】安倍首相、仮病だった.....大学病院「虚偽診断はできない。
当初、官邸側は慶應大学病院に診断書を出してもらい、それを公表するつもりであった。記者会見に同席の案もあった。ところが、大学病院側は拒否。なぜなら、潰瘍性大腸炎は再発しておらず、ストレスから来る一時的な症状悪化に過ぎないから。そして、実は慶應大学首脳は。病気を政治に利用したということで、内心はカンカンだというのです。〜まったり公務員まとめ速報 9/1 koumuin-matome.blog.jp
◉安倍仮病説を裏付ける新証言と菅首相による犯罪隠し porter1111 9/1
◉安倍首相、持病再発後も焼肉食いまくってた。読売のインタビューでケロット「もう大丈夫」 ～ BuzzFeed News （buzzfeed.com 9/2）
◉「アベ訴追！？」安倍晋三首相の持病悪化は仮病？ 海外メディア「河井夫妻のバラマキ資金の１億５千万円の訴追を免れようと逃げている」。ネットでもこの記事を元に疑問の声が浮上している。note.com 9/3
◉安倍晋三首相の持病悪化は仮病？ 慶應大学病院が診断書を拒否とも。海外メディア「訴追を免れようとしている」～ 情報速報ドットコム johosokuhou.com 9/3
◉【安倍総理の「仮病疑惑」】海外マスコミにも報道。米メディア「刑事訴追型逃げるための辞任だった。慶大病院も診断書の作成を拒否！ fate.5ch.net 9/4
◉安倍総理は仮病？鍛治俊樹公式ブログ ameblo.jp 9/6
◉安倍首相が昨夜フルコースを完食し、ワイン、ゴルフの約束まで。
仮病疑惑がさらに濃厚になるマスコミは安倍応援団の攻撃を恐れ沈黙 news.biglobe.ne.jp LITERA 9/13
◉永田町で飛び交う安倍仮病説と菅禅譲への謀略説 ～ 日刊ゲンダイ 9/14
◉安倍前首相、「多い会食機会」の不自然 仮病説も流れる ～ Y!ニュース 9/18
◉会食が多い安倍前首相に仮病説も流れる アルコールを口に ～news.livedoor.com 9.18
◉安倍首相、「多い会食機会」の不自然 仮病説も流れる～ NEWSポストセブン 9/18
◉安倍晋三の本性 仮病の達人。前回も今回も、慶應病院は安倍に辞任原因の病気を潰瘍性大腸炎とは言っていない。amazon.jp : カスタマーレビュー：9/21
………………………………
◉安倍前首相はやはり仮病だった！ 読売のインタビューでケロット「もう大丈夫」。辞任表明前に天丼、サーロインを完食の証言も
～LITERA（lite.ra.com） 9/23
病気を理由に辞意を表明したことで支持率を「爆上げ」させて去っていったばかりの安倍晋三・前首相だが、突然の辞意表明から１ヶ月も経たず、信じられないようなことを言い出した。
（以下長文でもあるので、全面的に省略します）
……………………………………
◉SEE IT NOW -LIVE2020年09月23日 【夜の部】安倍仮病説について（菅野完） 9/23
◉【稀代のペテン氏】安倍前総理は「仮病」でほぼ確定か! あっという間に「新しい薬」で回復＆辞任前の会見では、天丼や刺身入りのサーロインをペロリ！
〜ゆるねとにゅーす（yuruneto.com）9/23
◉安倍前首相 “仮病説” を追う。週刊ポスト10/2号
…………………………………………………
以上で「安倍仮病」のネット情報の紹介を終わります。それぞれのサイトは、それなりの説得力あるようですが、あなたのお考えは？
...........................................
私は私なりにずっと前から「仮病かも」とみてました。
１）内閣自慢の「世論調査」でも、支持率が低下してきた。
２）コロナ対策も関係したが、政権がいい加減飽きられてきた。
３）総理の疲れも出てきた。
４）投げ出したいが、「二度の投げ出し」はまずいので、「投げ出し」の形は避けたい。
５）追い詰められた形・責任を取る形の辞任もしたくない。それには「病気」しかない。
６）さりとて、入院する状況でもないし、休みたくもない、困った。
７）そうだ、言いなりの官房長官を後任に据えて、背後から操縦するか。民間で言えば、社長から退いて専務を社長に昇格させ、自分は新設の「会長」（代表権もつ）におさまろう。事実上の「大統領」でもよい。「ともかく首相の上に立つ」
８）忠実な新総理に、9月に予定していた人事をやらせる。独自色も出したいだろうが、俺の考えも含ませる。
９）あとは後ろに控えて、新総理を動かす。
10) 「要所では「顔出し」「協力」する。何だったら外国にも行く。
「よろしく頼むよ S ! 総理にしてやったんだから」
…………………………………………
私は以下の点に注目してました。
イ）某局の昼番組をいつもみてましたが、政治トピックスの場合は必ずと言っていいほど I 氏とT氏が同時にコメンテーターとして登場していました。T氏が官邸サイドなのはハッキリしてましたが、ある頃から I 氏の姿が見られなくなり、「どうしたんだろう」と気にしてました。
ロ）気がついたら、T氏1人になってました。しかも、政治テーマではなく、コロナ問題が連日の話題だというのに。T氏は毎日登場し、しきりに官邸サイドの情報を振りまきました。そのうちに、なりふり構わね「官邸スポークスマン・総理代弁者」に徹してしまいました。
ハ）これは何かあるな!?。官邸にややスタンスを置く I 氏を出さず、T氏の独壇場となっただけでなく、この番組を「親安倍」色にする力が働いてきている。、、、
ニ）そこで急遽、違う局のモーニングショーに切り替えました。ここでは公衆衛生学・コロナの専門家の女性が登場して、コロナ問題を専門的かつ分かりやすく、解説を展開していました。その他の番組も覗きましたが、このモーニングショーの、コロナ問題の報道に果たした役割は高く評価できるものでした。
ホ）ところが、このモーニングショーを、官邸が批判しているとの報道に接しました。「官邸寄り」でないのが気に入らないのでしょう。昼番組へのT氏は、やはり「官邸に送り込まれた」感じを強く受けました。コロナ問題の専門家でもないのに、官邸の立場の宣伝擁護のために奮闘する姿は、確かに「安倍首相のお茶のみ友達」の面目躍如でした。
............................
ヘ）最後に、次の二つの情報は、私が可能性を予測していた通りです。
＜外交特使＞
前出の9/23読売インタービューで、安倍前首相が「今後の政治活動は、基本的には球拾いをして行く。首相から求められれば、（外交特使など）様々なお手伝いもしたい」と発言。大病で辞任したのではなく、“仮病”だったことを自己宣伝しているかのようです。首相はやめたが「大統領」として働く、という「働き方改革」を宣言した？
＜東京五輪＞
これに呼応するかのように、東京五輪の森組織委員会会長は、「安倍さんにはポジションを差し上げなければ。めでたく開会式ができれば、一緒に並んで世界のお客様を迎えたい」とエール。首相はやめたが、「大統領」としての顔を立ててやりたい、という森元首相の計らいでしょう。
…………………………
◉以上、どう見ても「病気のための辞任」は、非常に疑わしいですね。一連の経過に照らして、私は＜仮病説＞を支持します。正確には、それが私の説（自説）だからです。要約します。
○首相・官邸の説明は「潰瘍性大腸炎の再発」でした。体調が悪い、とかではなかったです。
○ある時期から、「首相は疲れている。147日間も休んでいない。休んでもらわなければ」との発信が、官邸周辺や自民党からから一斉になされました。そのためには、診断書を取って公表し、入院か自宅療養させようとしたのでしょう。
○官邸側は慶應大学病院に診断書を出してもらい、それを公表するつもりであった。記者会見に同席の案もあった。ところが、大学病院側は拒否。なぜなら、なぜなら、
潰瘍性大腸炎は再発しておらず、ストレスから来る一時的な症状悪化に過ぎない から。
○「再発」ではなく、「ストレスから来る一時的な症状悪化」と診断した病院が、診断書を拒否したのは当然で、実に立派ですね！ これは決定的でした。「診断書をとって入院」はできなくなった。
○コロナ対策の不人気や、長期政権にも飽きがきて、唯一の頼りだった「支持率」も下がる。２度目の「政権投げ出し」は避けたい。かくなる上は辞任しかない。しかし、そのための環境整備が必要だ。
→
①「病気辞任」で同情を買い、世論調査で「支持率を上昇させる」。
② 後任には「継承」を前提に、官房長官を据える。修正や見直しする可能性のある人には、何がなんでも後を託すわけにはいかない。
③「お前を後継者にするから、ピンチヒッター・救援投手を頼む。もちろん“継承”で。陰から支え、必要とあらば、表舞台に出てもよい」
◉という次第で、総理辞任・後任決定・路線継承、はすんなり・まさに思い通りに展開しました。
◉ここまでは順調に推移・展開したが、政治の世界は一寸先は闇（安倍首相が突然やめたように）。いついかなる事が起こるか、わかりません。
以上が私の「自説」です。
.............................................
写真：Atelier秀樹
.......................................
『秀樹杉松』116巻3054号 2020.9.24/ hideki-sansho.hatenablog.com #694
