きのう(11/13)日の出前の東空で、月と金星(明けの明星)の接近を観測し、その写真を<秀樹杉松>前号(11/13)に投稿しました。
今朝(11/14)日の出前の東空低空には、月のすぐ右側に水星が見えました。その離れた右上には、金星(明けの明星)が輝いていました。
水星は滅多には観られないのですが、(別項「国立天文台」情報の通り)東京では11/5~18、日の出30分前の水星の高度が10度を超えるので、見られるのです。
今暁外に出て、東の空に月・水星・金星(明けの明星)を観測できたので、夢中で写真を撮りました。月と金星は光り輝いていたが、水星はやっと確認できました。
何せ、スマホで撮ったので、画面を拡大して水星をご確認ください(月のすぐ右)。また、今日の月(月齢28)はか細いのですが、私の撮った写真だと、少し膨れて見えるのもあります。
◉月(月齢29日)と水星(すぐ右)
◉月・水星(左下)と金星(明けの明星)(右上)
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<国立天文台情報>
専門の情報を一部紹介します。(国立天文台 nao.ac.jpより)
月が金星、水星に接近(2020年11月)
日の出前の東の空に注目!
水星は、太陽系の最も内側を公転している惑星です。見かけの位置が太陽から大きく離れることがないため、水星が見つけやすくなる時期は、見かけの位置が太陽から離れる「最大離角」の前後に限られています。
11月11日に水星は西方最大離角となり、この日の前後は日の出前の東の低空で見つけやすくなります。東京では11月5日から18日の間、日の出30分前の水星の高度が10度を超えます。
水星よりも高い位置には明けの明星・金星も見えています。11月12日から14日にかけては新月前の細い月が金星、水星の近くに見えます。月は、12日には金星、水星とほぼ等間隔に並んでいますが、13日には金星のすぐ左側に、14日には水星のすぐ左側に見えます。
11/12〜14 夜明け前の東空。月が金星(明けの明星)・水星に接近します。
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写真:Atelier秀樹
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秀樹杉松』118巻3688号 2020.11.14/ hideki-sansho.hatenablog.com #728