歴史小説や評論が好きなので、半藤一利氏(1930~)と保坂正康氏(1939~)の著作は読んでいます。お二人とも、私と同じ1930年代生まれですので、歴史の共有感・共鳴感もあるからです。
保坂正康『昭和の怪物 七つの謎』(講談社現代新書)
正続2冊を読みました。
正編には、東条英機・石原莞爾・犬養毅・渡辺和子・瀬嶋龍三・吉田茂の6人、続編には、三島由紀夫・近衛文麿・橘孝三郎・野村吉三郎・田中角栄・伊藤雅哉・後藤田正晴の7人、計13人の歴史上の人物が取り上げられています。
私も小学校(当時は国民学校)3年生で敗戦を迎えたので、この13人はそれなりに知っていますが、濃淡様々です。渡辺和子さん、橘孝三郎さんのお二人は、あまり知ってはいませんでした。残る11名は「知らないのがおかしい」群像でしょう(今の若い人は別にして)。
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著者・保坂正康氏のプロフィール
『昭和の怪物 七つの謎』の内容
『続 昭和の怪物 七つの謎』の内容
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写真:Atelier秀樹
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秀樹杉松』119巻3706号 2020.12.14/ hideki-sansho.hatenablog.com #746