きのう(3/23)午後、隅田川公園へ出かけ、
「隅田川散歩=隅田公園の花見」をしてきました。桜は満開、非常事態解除2日目でしたが、自粛ムードと「桜まつり」中止が相まったのでしょうか、人出は驚くほどまばらでした。
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「さくらまつり中止」ということで、出店は全くなかったです。、少ない花見客は歩いている人ばかりで、墨堤に腰掛けている人や何かを食している人は、悉皆ゼロでした。
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歩きながら写真を撮る人、立ち止まって桜の花をクローズ撮影する人、、、。長閑な花見で、隅田川花見に毎年足を運んでいる自分は、まるで狐につままれた心境。
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という環境でしたので、♪春のうららの隅田川 を堪能し、ゆったりとした気分で花見や墨堤(隅田川縁)散歩を満喫しました。写真も撮り放題。
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<言問団子と桜もち>
専門店で、言問団子ことといだんごと桜もちをいただきました。例年と違い、人出が少ないので、待たずに食べられました。
<言問団子>(ことといだんご)
<桜もち>
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時間があれば、上野公園にも足を伸ばそうかとも思ってましたが、そんな時間は無くなりました。帰宅後スマホの「ヘルスケア」を覗いたら、歩行数は18,000歩を超えていました。
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<付録>
「墨田区」と「隅田川」で、漢字が異なるのはなぜだろう、と思われている方は少なくないと思います。日本経済新聞の情報サイトNIKKEI STYLE ( style.nikkei.com.)に詳しく出てきます。
1)地元で「隅田川」と親しまれていたが、「荒川支流」の位置付けで、「墨田川」「角田川」などの表記も見られた。
2)1965年の河川法施行により、正式に「隅田川」となった。
3)「本所区」と「向島区」が合併した昭和22(1947)年、東京新聞主催の「新区名投票」で「隅田区」が1位となっが、「隅」は当用漢字ではないということで採用されず、「墨田区」と決まった。
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*以上のように、墨田区と隅田川は別々に決められたので、川名は「隅田川」、区名は「墨田区」と紛らわしいですね。
実際、「公園」「花火大会」「学校」などは、「墨」と「隅」が混在しているそうです。
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当用漢字は固有名詞には配慮する主旨なそうですが、実際には厳しく適用されたケースが多かったようです。
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やはり昭22(1947)年の東京の区合併による新区名の決定で、次のような例もあるそうです。
(例)
「春日区」が採用されず、「文京区」と決定。
「愛宕区」が採用されず、「港区」と決定。
「飛鳥区」が使用されず、「北区」と決定。
*「かすが」「あたご」「あすか」は、読み方が難しいとも見られたようです。
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<墨堤 ぼくてい>
隅田堤(すみだづつみ)の異称。隅田川の堤は「墨堤」と呼ばれ、徳川吉宗が桜の木を植えて桜の名所となり、「墨堤の桜」と江戸の人々に愛されていた。「墨」は当用漢字だったことから、墨の字を使った。
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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』121巻3756号 2021.3.24/ hideki-sansho.hatenablog.com #796