秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

真山 仁『それでも、陽は登る』~神戸と東北 ー 二つの被災地をつなぐ震災三部作(完結編)~を読みました。

 

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真山 仁『それでも、陽は登る』震災三部作 完結編)/ 祥伝社 本書表紙カバー
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1.17阪神淡路大震災(1955)3.11東日本大震災(2011)には大きな衝撃を受けました。東北出身者ということもあり、また津波災害・原発事故でもあった東日本大震災には、特に大きな関心を持っています。

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新聞広告で見つけた

『それでも、陽は登る』(真山 仁著)を買って読みました。書名が「陽はまた登る」に似ているのと、「震災三部作」の完結編にあたる、というのが決め手でした。

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本書表紙カバー

 

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本書表紙カバー

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災害支援・復旧・復興の活動に、私は参加したことはありません。いろんな報道、レポート、文献などで、ある程度は知ってるつもりでしたが、今回の読書で、復興支援活動ににたずさわる人々の姿を知りました。(しかし、今回読んだのは、震災三部作の完結編のみです)

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震災三部作の構成と書名は、次の通りです。

第1弾 『そして、星の輝く夜がくる』

第2弾 『海は見えるか』

完結編 『それでも、陽は登る』

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本書に差し込まれている栞「祥伝社 文芸書*2月の新刊」には、こう書かれています。

住宅、五輪、ボランティア、産業誘致など、被災地「復興」の掛け声の下で生じる新たな課題

俺は何をするべきか ー 主人公がたどり着いたひとつの結論とは。

未来への希望を描く珠玉の物語

「3.11」から10年。著者入魂の物語。

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写真:Atelier秀樹

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『秀樹杉松』122巻3775号 2021.5.3/ hideki-sansho.hatenablog.com #815