秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

久しぶりで高校野球に感動 ~ 盛岡大附属高の健闘に拍手!

 

 

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コロナ・ステイホーム」もあり、甲子園の高校野球を久しぶりで観ています。私は岩手県出身の都民なので、○東京 ○岩手 ○東北 ○東日本、の高校を応援しました。実力伯仲の接戦が多く、久しぶりで興奮し感動を覚えています。

 

しかし、今年は何故か?これら地域の高校は早くも姿を消して、残る希望は岩手県代表の盛岡大附属高校だけとなりました。

その盛岡大附属も昨日の近江高校(滋賀代表)に、接戦の末4-7で敗れました。今日の準々決勝は、京都・奈良・滋賀・兵庫・和歌山・福井・島根・高知代表の8校で戦われます。東日本、北日本が1校もいないのは、実に寂しいですね

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ざっと計算すると、私の高校時代は70年昔に遡るようです。当時は(今と違って)公立高校が強く母校の盛岡一高も、盛岡三高(盛岡商業)、一関一高などと並んで県の代表を争っていました。

 

盛岡一高はいわば古豪校で、(今調べたら)これまで全国大会出場は9回を数えるそうです。1952(昭和27)には、優勝候補の津久見(大分)に9-2で勝って準々決勝へ進み興南(沖縄)に4-10で敗れました。(盛岡一高入学の年だったのでよく覚えています)

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盛岡一高の校歌>

盛岡一高は旧制盛岡中学で、校訓は「忠実自彊」「質実剛健」で、文武両道をモットーの高校です。私が在学した1950年代初頭もその伝統が受け継がれており、校歌は「軍艦マーチ」の曲でした。高校野球や学校の行事では、「軍艦マーチ」を声高く歌ったものです。もちろん、歌詞は軍艦マーチとは別で、次のように立派なものです。

世に謳(うた)はれし浩然の 大気をここに鍾(あつ)めたる / 秀麗高き岩手山、清流長き北上や / 山河自然の化を享(う)けて 汚れは知らぬ白堊城、、、

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<だんぜん強い、盛岡大附属高校と花巻東高校>

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テレビだったかラジオで、「最近の岩手県代表は盛岡大附属と花巻東が独占している」とのアナウンスを聴いて、びっくり。早速ネット情報を検索したら、確かにそうでした。

2000年代の岩手県代表は、盛岡大附属9回、花巻東8回、両校で17回で、8割を占めています。残る4回は、専大北上一関学院がそれぞれ2回ずつ。(自分の出身県なのに、こんな詳細知りませんでした)

2000   専大北上

2001   盛岡大附

2002 一関学院

2003 盛岡大附

2004 盛岡大附

2005 花巻東

2006 専大北上

2007 花巻東

2008 盛岡大附

2009 花巻東

2010 一関学院

2011 花巻東

2012 盛岡大附

2013 花巻東

2014 盛岡大附

2015 花巻東

2016 盛岡大附

2017 盛岡大附

2018 花巻東

2019 花巻東

2021 盛岡大附

 

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写真:Atelier 秀樹

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『秀樹杉松』124巻3818号 2021.8.26/ hideki-sansho.hatenablog.com #858