○毎日のロシアのウクライナ侵攻(略)報道にはうんざり。そう言いながも「羽鳥慎一モーニングショー」「ひるおび(恵俊彰)」「大下容子ワイド!スクランブル」を毎回みていす。
○ウクライナでの戦争は、”戦争を知らない世代”はもとより、知る世代も大きな衝撃を受けています。因みに「戦争を知る世代」といえば、終戦の昭和20年(1945年)夏当時に、小学生以上だった人、つまり昭和13年(1938年)以前に生まれた国民、と言えるでしょう。(就学前は子どもですから)
○終戦(敗戦)の年に小学校(国民学校初等科)3年生だった自分は、「暗くて悲惨な戦争と明るく希望のもてる平和」の両方を知る世代”に属します。
○「戦争を知っている」といっても、本土が戦場となったのではなく、日本軍が外国に出かけて行って仕掛けたので、われわれが戦争を直接目撃したのではなかったのです。
○また、当時はラジオや新聞でしかニュースを知ることができなかった。しかも、すべての家庭がラジオを所有していたわけではないし、新聞を読まない(字を読めない)人も多かったのです。
○今の人には不思議でしょうが、そういう時代があったのです。今なら、テレビ、パソコン、スマホで遠いウクライナでの戦争のありさまを、小学生でも手に取るようにみられるのですが。
○「戦争を知る世代」に属する私でも、戦争の実態を見たのは今度のウクライナ戦争が初めてです。非人道的な殺人・暴行などの戦争犯罪が糾弾され、国際司法裁判所も調査に乗り出しています。
○だからこそ、核戦争になること必至の第三次世界大戦は、絶対に阻止しなけれならないのです。
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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』129巻3915号 2022.4.16/ hideki-sansho.hatenablog.com No.955