...........................................................................................................
杉並区の「区政施行90年記念特別展」が、杉並区立郷土博物館で9月17日~10月30日開催されています。地元なので、観に行ってきました。
→
「杉並激動の昭和戦前史展」
二・二六事件と渡邉錠太郎
―青年将校の教団に倒れた「学者将軍」の非戦の信念
荻外荘と近衛文麿
―「荻外荘」を愛し、首相官邸のように用いた政治家の決断
愛新覚羅溥傑と嵯峨浩
............................................................................................
以下は、展示会目録からの引用です。ちなみに、荻外(てきがい)の「荻」は荻窪(おぎくぼ・杉並区)の「荻」ですね。
「荻外荘」(てきがいそう)
○昭和12(1937)年、内閣総理大臣就任に伴う訪問客の多さから逃れる目的で、東京郊外に邸宅を求めていた近衛文麿が購入した別邸。
○近衛文麿は昭和12(1937)年の第一次内閣期から終戦まで過ごし、三次に及ぶ近衛内閣の政治活動の舞台となった。とくに第二次近衛内閣では、その組閣前に「荻外荘」において「荻窪会談」が開かれ、内閣の重要方針が決定された。
○終戦後の昭和20(1945)年12月6日に、GHQより逮捕状が発せられ、巣鴨拘置所出頭当日の12月16日早朝に、「荻外荘」で自決した。
……………………………………………………………
写真 / Atelier秀樹
……………………….........
『秀樹杉松』134巻4002号 2022.10.9/ hideki-sansho.hatenablog.com #1042