可愛い孫が18歳になりました。成人( 成年)おめでとう!~誕生から1年間の「成長観察メモ」を紐解く
歌声喫茶「ともしび」。高田馬場新店で11/22から営業再開!
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子供は3人いるが、孫は1人だけ。
近くに住んでいるその孫「 I ちゃん」(愛称) は生まれた時から可愛くてたまらないが、先日18歳の誕生日を迎えました。2022年(今年)の4月より「成年年齢」が20歳から18歳に引き下げられたので、 I ちゃんは「成年(成人)」になったのです。誕生祝いの熨斗袋に「成人おめでとう!」と書き添えました。
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<註>
「 I 」 は i の大文字ですので「アイ」とお読みくださ。(「イチ」「エル」ではありません)。したがって「 I ちゃん=アイちゃん」で「 I くん=アイくん」です。紛らわしくて、ごめんなさい!
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政府広報オンライン(gov-online.go.jp)によれば、約140年ぶりに「成年」の定義が見直されたそうです。まさに画期的なことですが、”遅きに失した感”がなくも無い?
政府広報の「成年に達すると何が変わる?」には、以下のように書かれています。
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○親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになる。
~民法が定めている成年年齢は「一人で契約することができる年齢」と「父母の親権に服さなくなる年齢」という意味。
<編註>
18歳で”大人”扱いになるので、負うべき責任も大きくなるわけですね。
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○女性が結婚できる最低年齢は16歳から18歳に引き上げられ、結婚できるのは男女共に18歳以上となる。
<編註>
なるほど、これで名実ともに”男女同権”ですか。
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◉硬い話はこの辺にして、
I ちゃんの成年に際し、少し書き添えます。
1)今から18年前、孫誕生の嬉しさと興奮を抑えきれず、誕生から1年間の成長記録をメモしました。1歳の誕生日まで55回(号)PCで入力し、A4版に印刷。
孫は11月生まれでしたが、誕生翌月のクリスマスに以下のような喜びを書いて、届けました。
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我が孫: I くん
○初孫の 顔を見たさに 今日も行く
○いつ来ても いつも可愛い I 君
○見えずとも 声で分かるか 爺と婆
○孫抱きし ぬくもり残る 帰り道
○孫もって しみじみ分かる 人の幸
○健やかに 大きく育て I くん
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第2号 お正月だよには、『孫:I くん』というタイトルをつけ、発行継続の意思表示。
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○爺と婆 来たらいつでも 甘えよう
○ぐずる時 ウンチ教えて いることも
○ぐずったが 出すもの出せば すまし顔
○玄関で 帰る姿を 見つめられ
○ほんとうは も少し居って 欲しいかな
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第5号 孫は鎹 (かすがい)
○”子は鎹”とはよく言ったものである。…そして最近、孫は(も)鎹だ、ということに気がついた。
<編註>鎹(かすがい)
かけがね。二つの材木をつなぎとめるために打ち込む、コの字型のくぎ。
○涙でる 何かを語る 孫を見て
○目と口と 手足も使い 爺を呼ぶ
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第6号 I の子守劇場 (6)
○この頃は 抱かれ方にも 文句あり?
○抱き方が 下手だとばかり 拗ねてみせ
○モーツァルト 聴いているような そぶり見せ
○わかるかな クラシック音楽 こもり歌
○目と耳で 確かに聴いて いるみたい
○名曲が 好きな子どもを 夢見てる
<編註>
爺は、クラシック音楽の大ファン。
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第7号 誕生100日おめでとう!
○このところの「成長」は著しい。
⚫︎見→視
「見る(見える)」から、「視る」への変化。ぼんやり見えていたのが、よく見えるようになり、自分から進んで視るようになった。
⚫︎聞→聴
「聞く(聞こえる)」から「聴く」へ。単に音が聞こえるのではなく、音のする方に目をやり、自分から音を聴くようになった。話し言葉や音楽も、ちゃんと聴いている。
○最近は、我々の顔を「視る」だけでなく、しっかりと、そしてジーッと見つめ(凝視)る。
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第8号 誕生4ヶ月に寄せて
○にっこり、笑う
○呼びかけても、面とは見ない。知らん顔。それがまた良い。
○何か「哲学」」しているような、理知的な顔。
○困ったとき、甘えた声で泣く。甘えん坊?
○「要求完徹」とばかり? 大きな声で泣き喚く。
○分かってもらえないと、目に涙を浮かべて悲しそうに泣く。
○泣いたあとの笑顔。その目の中に、残り涙がキラリと光る。
*泣くのは赤ちゃんの仕事。”泣く子は育つ”のだから。健康な証拠。
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第9号(生後5ヶ月)
ついに、寝返りに成功!?
○このところ懸命に寝返りの”特訓”をしていた I ちゃん。ついに、自力で寝返った。その瞬間を目撃したおばあちゃんは興奮のあまり、大きな声を発したそうだ。
<太くて逞しい脚足>
○ I ちゃんの脚足は、丸太ん棒のように太くて逞しい。それを絶えず動かし、踏ん張る力と蹴りが強い。
○「きっとサッカー選手になるだろう」とか、はては「大相撲から勧誘が来るのは必至」とか、周りは五月蝿い。
<註>そういえば、昨夜のサッカーWC(カタール大会)で、日本がドイツを破りましたね。おめでとう!
○立っちさせると、足を前に踏み出して、歩こうとする。
○この調子だと、ハイハイやヨチヨチ歩きは早いだろう。
<やはり、美男子!>
○ I ちゃんは、どう見ても、整った顔立ちでハンサムだ。
○誰かが「ジャニーズ系」と言ったとか。なるほど頷ける。
○ I ちゃんのママの写真を見て、びっくりした。 I ちゃんは、その写真(ややボーイッシュな感じ)にそっくりだ。
○さらに驚いたのは、ママと一緒に写っている I ちゃんの祖父の若い頃の写真だ。映画俳優の誰かに似た美男子。そうだ、あの「上原謙」のデビュー当時の颯爽とした勇姿だ。 I ちゃんの美貌の秘密が解けた。
○当然のことだが、 I ちゃんは、両親・祖父母の一人一人のどこかに、似ている。それぞれの良いところを受け継いで、健やかに成長して欲しい。”端午の節句”も、直ぐそこまで来ている。
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以上、『孫・I の子守劇場』のNo.1、2、5~10から引用しました。この後は、No.11からNo.55まで続きますが、この辺で『秀樹杉松』への引用は締めることにします。
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【号外の発行】
○『 I の子守劇場ーかわいい孫 I ちゃん物語』は、最後に号外を2回発行しました。
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◉号外
I ちゃん 1歳『誕生パーティ』
○ I くんの「1歳誕生祝い」が、 I ちゃんチで行われました。心のこもったママの手料理、おばあちゃんが炊いたお赤飯など、みんなでいただきながら、この1年間を振り返り、無事元気にここまで育った I 君を見ながら、ホッとしたようでした。
○パパが買ってきた豪華なバースデーケーキが出され、一本のローソクをみんなで吹き消し、「ハッピーバースデーの歌」を唱和した。
○ I ちゃんは緊張した面持ちで神妙に聴き入った。終わって拍手するみんなの顔を、嬉しそうに、そして有り難そうに見回していた。
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◉号外(2)待望の大ニュース
I ちゃんが遂に、本格的に歩き出した!
~1歳の誕生日から6日後に4歩、翌日に13歩、同夜にはさらにもっと~
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文/写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』135巻4032号 2022.11.24/ hideki-sansho.hatenablog.com #1072