秀樹杉松

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「貴景勝優勝」の 詳報 ~新聞記事と写真

昨日の速報に続き、今朝の新聞の記事と写真を引用掲載します。

↑『朝日新聞

↑『日刊スポーツ

↑『日刊スポーツ

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 ○125年ぶりの1横綱大関となった異例の場所を、残った看板力士が締めた。大関貴景勝(26=常盤山)は結びの一番で東前頭13枚目の琴勝峰(23、佐渡ケ嶽)との相星決戦を制し12勝3敗で三度目の優勝を果たした。

 ○大関以上の優勝は昨年夏場所横綱照ノ富士以来4場所ぶり。前例通りなら、優勝力士として春場所横綱昇進に挑むことになる。

 ○13場所ぶりの賜杯に実感がこもった。琴勝峰との相星決戦を制して支度部屋へ引き上げてきた貴景勝は、振り絞るように言った。「1日1日の積み重ねでした。苦しい場面もあったけど、いろんな人に支えられて元気づけてもらった。最後まであきらめずにやって良かった」。

 ○大一番に進化が見えた。今場所は投げ技から3勝。20~22年は1年に1勝か挙げていないことを考えると、その多さが目立つ。地道に磨いてきた成果が身を結んだ。

 ○大関にのしかかる重圧を実感しているからこそ、自分への厳しい言葉が並ぶ・昨年7月の名古屋場所から2桁白星を続けても賜杯には一歩届かない状況に、「大関は優勝か、優勝じゃないかしかない」と言った。

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 ○今場所は横綱照ノ富士の休場で看板を一人で背負った。圧倒的な優勝での綱取りを目指し10日まで1敗も、そこから2連敗。それでも、13日目以降は再び白星を積み上げ、12勝3敗という結果を残した。

 ○凖ご当地の大阪での春場所には、再び綱取りがかかる可能性が十分。「謙虚に日々の生活と稽古をしていけば、いずれ報われる」と前を向く。横綱不在で出場力士最高位として5度も取り組みで血を流す闘志むき出の相撲を見せた。この優勝を来場所につなげる。

 〜『日刊スポーツ』より

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文・写真=Atelier秀樹

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『秀樹杉松』137巻4062号 2023.1.23/hideki-sansho.hatenablog.com #1102