秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

<坂めぐり> 踏まえた <坂研究>へ

 

この度「坂学会」会員になりました。これまでの<坂めぐり>を踏まえて、これからは坂研究>にも参加することになります。坂情報の最高権威として、全面的に依拠してきましたが、その「坂学会」会員になれるなんて、夢にも思わなかったのです。「坂学会の人を知っているよ」という方と知り合い、思いがけなく関係者と連絡がつきました。

 坂学会のご配慮で、この度「坂学会」に入会しました。身に余る光栄です。これからは、新人として「坂研究」や「坂歩き」に参加することになります。/ Atelier秀樹

 

 ところで、「秀樹杉松坂めぐり」は一年間(2017.11.21~2018.11.20)で「111回833坂」で終わりましたが、ブログを繙いて見たら、15回と16回の間、すなわち1年前(2017.12.17)に、坂めぐりのお勉強というのを書いています。その中で、「坂学会」のことに言及してありますので、一部を引用再録します。

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<秀樹杉松坂めぐり>「坂めぐりのお勉強」(2017.12.7)」から抜粋

頼りになる情報

 「坂めぐり」をする上で、参考になるネット情報を活用しています。どれも内容が豊かで、役に立つものばかりで、感謝の気持ちで使わせてもらっています。幾つかありますが、sakagakkai.orgtokyosaka-sakura.作成の東京23区の坂に関する情報に助けられています。

 

<sakagakkai(坂学会)>

 どんな学会かなと思って、HPにアクセスしました。

  坂学会(The Slope Society of Japan)ご案内

     坂学会発足宣言

目的・規約】私たちは、坂道を文化遺産として認識し、坂道をめぐる歴史や文化を探求し、これを社会に広めることによって、坂道愛好者に資するとともに、これらの活動を通じて坂道愛好者の増加をはかり、「坂道」への社会の理解・関心を高めるために坂学会を発足する。将来的には「坂道学」の確立を目標とする。(1~5項省略) 2005年8月18日

 

【学会の名称変更について】

 会の名称を日本坂学会」から「坂学会」に変更しました。広く「坂道」を愛する活動との本会の趣旨から見て、敢えて「日本」という名称を関する必要はなく、より「体」を表すとして「坂」一字の簡素な名前にしました。(略)加えて「日本坂」という地名(トンネル火災で有名)もあり、誤解されたくない面も考慮しました。(2006年5月)

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 ◉こういう先見的な学会が12年前に発足し、先駆的な活動をしていることは全く知りませんでした。不明を恥じ、立派な発足宣言に共感を覚えます。

 ◉私の坂めぐりは、「坂道グループ」(乃木坂46欅坂46)の名を知り、乃木坂と六本木けやき坂を訪れたのがきっかけでした。乃木坂、けやき坂のある港区内の坂道に13回出かけて90坂を巡り歩きました。これで終わりのつもりでしたが、魅力にとりつかれて、新宿区、文京区、千代田区などにも足を運び、12月16日現在で計15回(日)出かけ、183坂をめぐり歩きました。

 ◉坂めぐりでは坂や標識などの写真を撮り、文章と写真をブログ(hideki-sansho=秀樹杉松)に投稿しています。坂学会の存在や坂歩きの流行?も知らずに、ゼロからスタートしましたが、やっていることは坂学会の目的・趣旨に適っているように思います。専門の坂学会さん達から見たら、私ごとき“いい歳”をした人間の活動は、歯がゆいものかもしれませんが、当人はいたって意気軒昂なのです。

 こんなささやかな活動でも、坂学会の目的=「坂道」への社会の理解・関心を高める=に適うのではないでしょうか。

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 以上で、1年前の「秀樹杉松」の引用再録を終わります。

 これを読むと、この時点から「坂学会」の存在を知り、「立派な発足宣言に共感を覚えます」「こんなささやかな活動でも、坂学会の目的=「坂道」への社会の理解・関心を高める=に適うのではないでしょうか」などと、とんでもない高言を放っています。翻って考えれば、私と坂学会は1年も前から縁があったのかもしれません。

 坂学会会員の皆様も、どうぞお読みください。

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『秀樹杉松』101巻2743号 2018-12-2/hideki-sansho.hatenablog.com #383