秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

澤田瞳子

澤田瞳子 著『落花』(中公文庫 2021/12刊) を読んで感動を覚えました ~ ”平将門(将門の乱)へのオマージュと鎮魂”

◉澤田瞳子『落花』読み、深い感動に包まれました。 第1章 行旅、第2章 管弦、第3章 交友、第4章 無情、第5章 将軍、終章 白、ですが、私は「行旅」と「将軍」を中心に目を通し、特に「第5章 将軍」の平将門を注意深く閲しました。最大の関心は将門と「将門の…

澤田瞳子『星落ちて、なお』(第165回直木賞受賞)を、感動の裡に読み切りました。~著者の澤田瞳子さんは「今最も注目の歴史作家」で、「紫式部の再来」の期待もかかる女流作家です、

直木賞受賞の澤田瞳子『星落ちて、なお』(2021文藝春秋刊) を読みました。 ....................................... 流石は直木賞!他の作品も読みたくなり、『孤鷹の天』(デビュー作。中山義秀文学賞受賞)、『火定』(天平のパンデミックを舞台)、『輝山』…