秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

菊池寛

『文藝春秋』創刊100周年記念号(第100巻第1号)を読んでいます。100周年記念企画「100年の100人」 など、すごい内容です!

私は高校時代(昭和20年代終わり)は「弁論部」に所属し、再軍備は是か非か・憲法改正は是か非か、などの難しい(大袈裟な?)政治問題を論じていました。4分の3世紀経った今でも、懐かしい思い出として残っています。当時 ”理論武装”のために使ったのは、総…

70年以上前の小学生の頃に読んで、さっぱり分からなかった 菊池寛『第二の接吻』と久米正雄『破船』

○いい歳をして ”文学部に入学” したら、なんだかリフレッシュした感じで、”入学論文” をまた書きました。よろしかったら、お読みください。 ............................................................... ○私の小学校 (低学年) 時代は、戦時中の田舎で…

芥川龍之介と芥川賞、直木三十五と直木賞、菊池寛と菊池寛賞 〜 "文学部入学"?の試み

本ブログ『秀樹杉松』の前々号(10/16)で、『昭和文学全集11』収録の石川達三『蒼氓』(そうぼう)を取り上げました。『蒼氓』は第1回「芥川賞」(1936年上期) 受賞に輝いた名作でした。 政治学を専攻した私は、一般的には文学にはほど遠い立場でしょうが、本が…