秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

『秀樹杉松』へようこそ!

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 『秀樹杉松』は、2013年7月に創刊した『Atelier秀樹ノート』を改題した、不定期刊の雑誌です。6年余りにわたって、いろんな事を書きなぐっています2017年8月から、紙印刷をやめて、

ブログ『秀樹杉松(ひできさんしょう) hideki-sansho.hatenablog.com

として投稿し、ブログ投稿は #600を超えています。(2020年1月現在)  

雑誌ですから取り上げる主題は万般にわたりますが、メインコンテンツは「坂めぐり」「親川記」(しんせんき/川歩き)の2つです。どちらも足を使った“アウトドア”で、坂道と川を相手の、いわば自然との対話・触れ合いです。

 

坂めぐり

 → 坂めぐり

 

東京23区内の坂歩きを2017年11月から始めたました。坂歩きにとどまらず、当然に周辺の寺社、公園、学校、名勝旧跡なども立ち寄りました。1年1ヶ月かけて総計「118回・876坂」を歩きまわり、2018年12月23日に終了しました。歩くだけでなく、写真もいっぱい撮り、記事とともにブログ『秀樹杉松』に満載してあります。上記の矢印のついた青い文字 坂めぐりをリックすると、「坂めぐり」の記事がまとめて表示されます。(新しいものから順に)

  

親川記(しんせんき)

 → 親川記

 

タイトルは「川に親しむ」の意です。5年前に、都内の37の中小河川を歩きました。川と橋はもとより、流域の佇まいにも触れました。川縁は新緑や紅葉の木々に覆われ、美しい季節の草花に彩られます鴨、亀、鯉(3K)ともお友達になりました。矢印をつけた青文字 親川記 をクリックすると、川歩きの記事が出てきます。(新しいものから順に)

 

◉「坂めぐり」「親川記」『秀樹杉松』の力作(のつもり)ですので、“おすすめ”です。アクセスをお待ちしております。

もちろん「坂めぐり」「親川記」という二つの「紀行」以外にも、

他のカテゴリーの記事、

読書、クラシック音楽プロ野球、大相撲、ウォーキング、うたごえ、文化芸能、政治、カレントトピッス、坂研究、自然、山歩き ....など、盛り沢山です。アクセスをお待ちしております。

 

 

>この『秀樹杉松』へようこそ は、トップ記事に固定してありますので、いつも真っ先に表示されます。通常の記事は、下へスクロールすると出てきます。/ Atelier秀樹

 

 『秀樹杉松』98巻2699号 2018-10-10  /  hideki-sansho.hatenablog.com #339

川越宗一『熱源』(162回直木賞受賞)を読む  ~ 壮大な、国際的な、歴史的な、人間の大ロマン。「生きるための熱の源は、人だ。」(本書p.371) ~

 

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川越宗一『熱源』文藝春秋 2019刊) 

 

芥川賞の古川真人『背高泡立草』につづき、直木賞の川越宗一『熱源』を読みました。受賞したばかりの芥川賞直木賞作品を読んだのは、今回が初めてです。読んだ動機は大した理由ではなく、前者は書名の「背高泡立草」に惹かれ、後者もやはり「熱源」とは何だろうと。

 

著者(川越宗一氏)の略歴を見たら、1978年生まれで42歳と若い。龍谷大学文学部史学科中退。2018年「天地に燦たり」で松本清張賞受賞、とある。文学部史学科に学び、第1作目でいきなり松本清張賞、そして2年後の今年、42歳の若さで直木賞、、、。いうことないでしょう!迷うことなく、書店ですぐ買いました。

 

芥川賞の『背高泡立草』の読後感を「秀樹杉松」(2/9)に書きました。その時の見出しは、芥川賞は、(私のような)「大衆」には手の届かぬ背高「純文学」賞でしょうか?!としました。

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さて今回の直木賞『熱源』は何とすべきか、ちょっと難しい。あまり褒めると前者に悪いし、さりとて過小評価はもちろんできない。「手が届いた」とはとても言えず、全部理解できたかどうかの自信もない。しかし、限りない親近感と共感を覚えたことは確かです。

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この小説の内容は複雑で壮大です。登場人物も、アイヌポーランド人の二人が、いわば「主人公」で、歴史的とも国際的とも言えるでしょう。展開される舞台も、樺太(サハリン)を中心に、北海道、ロシア、ポーランドリトアニア、そして驚いたことに南極も登場します。登場人物も、アイヌ、日本人、ポーランド人、、、多彩です。

 

この小説の主人公・樺太出身アイヌのヤヨマネクフ山辺安之助)、ポーランド人のプロニスワフ・ピウスツキらの他に、南極探検隊長の白瀬矗(のぶ)アイヌ語研究家の金田一京助、南極探検隊後援会長の大隈重信、らが登場することです。時代も明治から終戦までの長きに渡ります。

 

本書の広告(アマゾン)「圧巻の歴史小説」「書き下ろし歴史大作」は大げさではないと思います。本書末尾に「この物語は史実をもとにしたフィクションです」と記載されていますが、<本屋が選ぶ時代小説大賞2019>受賞も当然でしょう。

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私の下手な“解説・感想”はこの程度にして、ちゃんとした専門的な文章に耳を傾けましょう。

アマゾン情報(amazon.co.jpを紹介します。

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樺太の厳しい風土やアイヌの風土が鮮やかに描き出され、国家や民族、思想を超え、人と人とが共に生きる姿が示される。読者の心に「熱」をおこさずにはおかない書き下ろし歴史大作

 

故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌは「アイヌ」として生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島樺太(サハリン)。人を拒むような酷寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。明治維新後、樺太アイヌに何が起こっていたのか。見たことのない感動に揺り動かされる、圧巻の歴史小説

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私の世代(戦前に国民学校初等科で、戦争教育を受けた)は、樺太アイヌは馴染みがあるが、若い人はあまり聞いたことがないかもしれません。樺太は日本統治の頃の呼び名で、今ではサハリンと呼ばれている。この小説では、アイヌ樺太のことが描かれており、初めて知ることが多い。

 

私はしばしば、自分が読んで満足・感動した小説を、「面白くてためになる小説」と形容評価しますが、この『熱源』は、そうですね、、、「自分が知らなかったことが色々わかった」「勉強になるだけでなく、読んで楽しい壮大な、国際的な、歴史的な、人間のロマン」としか、表現できません。何はともあれ、多くの方にこの本をお薦めします。

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最後に、書名に用いられた「熱源」は、本書の2カ所に出てきました。

生きるための熱の源は、人だ。/ 人によって生じ、遣わされ、継がれていく。それが熱だ。/ 自分の生はまだ止まらない。熱が、まだ絶えていないのだ。/ 灼けるような感覚が体に広がる。沸騰するような涙がこぼれる。/ 熱い。確かにそう感じた。(第五章 故郷 p.371)

 

→「もう一つ故郷がありましてね私には」/ 流刑で凍った魂に生きる熱を分けてくれた島。そこから出て何を成せたわけででもないが、生きているうちにもう一度帰りたいとずっと思っていた。/ 「いや、故郷と言うか―」/ 答えながら足を上げ、前に出し、踏み下ろす。いつもどおりとはとても言えないが、まだ歩けている。/ 「熱源」と言ったほうがいいですね」/ 次の足を踏み出す。ドアのノブまで、あと一歩と少し。手を伸ばせば届く。視界が低く、暗くなっていく」(第五章。p.388)

 

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(写真撮影:Atelier秀樹)

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『秀樹杉松』112巻2969号 2020.2.20/ hideki-sansho.hatenablog.com #609

クラシック音楽は、今でも大好き! 作曲家の生年調べで、作曲家と音楽史にせまる。〜『四季』折々いろんな花咲くヴィヴァルディ(1678)/ モーツァルト(1756)の音楽に人和む / 泣くなシューベルト (1797) / ショパン(1810)は天才 / ブラームス(1833)は燦々 / ボロディン(1833)はボロ纏って散々、、、。

 

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この『秀樹杉松』前号(2/14)で、ショパン夜想曲ノクターンを「ノックターン」と書いたら、敬愛する長嶋真美先生から「ノクターンですよ」とご指摘をいただきました。お忙しい先生ですが、音楽関係をブログ投稿した時は、「お読みになって、何かあったらご連絡ください」とメールさせていただいております。これまでも何回かご指導やアドバイスを賜り、感謝しております。/ Atelier秀樹

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今日はバレンタインデー。「ふらっと b おんがくたいむ」(練馬区) の長嶋真美先生が、ショパン「ノクターン」をピアノ演奏!

 

 

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東京練馬区の2箇所(男女共同参画センター、勤労福祉会館)で、月7~8回、「ふらっと b おんがくたいむ」(音楽・うたごえ教室) が開かれており、私も3~4回参加しています。主宰者は長嶋真美先生で、進行・ピアノ伴奏を一手に引き受けておられますが、さらにピアノを弾きながら、我々と一緒に歌も歌ってくださるのです。選曲は我々のリクエストに基づいています。

 

私などは、毎回まさに「蛮声を張り上げて」歌いまくり、心から楽しんでいます。毎回冒頭に先生の簡単なお話があるのですが、今日は開口一番「今日2月14日は何の日ですか」。こういうことには疎い私は「さて何だろう?」と考え込みましたが、それはどうやら私だけだったようで、みなさん(女性が多い)は直ぐに正解でした。

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長嶋真美先生は、バレンタインデーについて簡単なお話をされましたローマ帝国発祥説、日本では神戸・モロゾフ製菓がバレンタイ発祥地、、、、。私が知らないことばかり。「先生も勉強しているな」と感心。それはともかく、先生曰く「チョコレートではなくショパンノクターンをピアノ演奏でお届けします」。突然のことに慌てた私は、スマホで何枚か写真撮りました。というわけで、ブログにアップすることにしました。ご覧ください。

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この際なので、ウイキペディアwikipediaで「バレンタインデー」を調べてみました。ものすごい分量でいろいろなことが書かれています。その中から「オヤッ!?」と思われるのを発見しました。

「意識調査」

○男性側はホワイトデーのお返しが大きな金銭的な負担となっており、この義務的なイベントに対する不快感を持っている人が多い。

○義務的なイベントを無理やり作り出して、強制的に義理チョコを買わせるのは「非人道的な卑劣な商法である」といった痛烈な批判もある。

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○労働法の専門家によると、職場内におけるバレンタインデー・ホワイトデーおごりの強要は『環境型セクシュアルハラスメント』の温床とされており、危険性を指摘する声もある。

○女性のみならず「男性が被害者」になるセクシュアルハラスメントである。

○2018年2月1日、日本経済新聞に『日本は、義理チョコをやめよう』と全面広告が掲載された。

○2007年の某社「バレンタインデーに関する意識調査」(20歳以上39歳以下515名からの回答)では、「会社での義理チョコのやりとり、あったほうがいい」が26%「ないほうがいい」が74%と、否定的なイメージがある。

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さて、今年のバレンタインデーはどうだったのでしょうか。トンだことから、社会勉強になりました。それはともかく、ふらっと b おんがくたいむ長嶋真美先生による、ショパンノクターンのピアノ演奏は、これぞ、バレンタインデーのワンダフルプレゼントでした!生徒一同、心から御礼を申し上げます

 

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(写真:Atelier秀樹)

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『秀樹杉松』112巻2967号 2020.2.14/ hideki-sansho.hatenablog.com #607

芥川賞は、(私のような)「大衆」には手の届かぬ背高「純文学」賞でしょうか?! ~ 古川真人『背高泡立草』を読みました。(歌のまねごと) 背が低い オレにはとても  無理なのだ 背高泡立つ 芥川賞

 

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二日前の新聞広告を見て、早速1000円払って雑誌『文藝春秋』を買いました。石破茂さんの「安倍総理よ、このままでは日本が滅ぶ」と、第162回芥川賞を受賞した古川真人(まこと)さんの「背高泡立草」(せいたかあわだちそう)を読みたくて。「おお、石破さんがいよいよ決起か!」、芥川賞受賞作品の書名に使われた背高泡立草は俺の思い出の植物だ!、、、。 / Atelier秀樹

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安部龍太郎『信長の革命と光秀の正義 真説 本能寺』を読む。 ~「戦国時代史の禁断の扉を開く画期的一冊」(表紙カバー)。「光秀単独犯行はありえない」(第一章見出し) 。「光秀も組み込まれた信長謀殺計画」(第1章第12節の見出し)。「近衛前久は、各方面と連絡を取り、『信長謀殺計画』を練り始めた」(本文p.36」。「改ざんと隠蔽とごまかしが、朝廷を守るために必死で行われ続けていた」(p.56)

f:id:hideki-sansho:20200205152434j:plain 安部龍太郎 著『信長の革命と光秀の正義  真説 本能寺』幻冬社 2020.1.30)

 

久しく遠ざかっていた大河ドラマ。今年の麒麟がくるをみています。2月2日の朝刊広告を見て、安部龍太郎著『信長の革命と光秀の正義  真説 本能寺』を買いました。全6章からなる新書版の280ページ建ですので、あっという間に読んでしまいました。要所は再読しました。/ Atelier秀樹

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門井慶喜著『自由は死せず』読みきりました。「明治の元勲・板垣退助、没後100年 その志を令和の世に問う長編歴史小説」(出版社の帯より)

 

 

私は一昨年(2018)、門井慶喜銀河鉄道の父』(158回直木賞受賞)を読み、本ブログ「秀樹杉松」(2018年4月1日号)に感想を投稿しました。その後『家康、江戸を建てる』も読みました。今回の門井慶喜『自由は死せず』は、門井さんの小説3回目ということになります。

慶喜は本名かどうか知りませんが、幕末と明治維新の時代に力を注いでいるように、私には見えますが、果たしてこの「慶喜」の名と関係あるのか、興味があります。

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〇〇歳の手習い  〜 新年の挑戦、Facebook始めました。分からないことばかりで、まごついていますが、なんとか使えるようになりそうです。

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BlogやFacebookは自分にはできないと考えていたが、やってみたらどうかと息子に勧められ、2年半前からブログ「秀樹杉松」= https//hideki-sansho.hatenablog.com)を立ち上げ、投稿数は600号に達しています。/ Atelier秀樹

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