秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

最近の「うたごえ喫茶ともしび新宿店」の風景から

................................................ 「ともしび新宿店」にたまに行きますが、何かの折に撮らせていただいた写真をアップします。スタッフの皆様、いつもありがとうございます。 (写真撮影:Atelier秀樹) .................................…

「かわいそうだから動物を食べない」vs「動物が可哀そうだとどうしてわかるか。こっちが可哀そうだと思うだけである。豚などが死というような高等な観念を持っていない」〜宮沢賢治の童話「ビジテリアン大祭」を読みました。深刻な問題をめぐる真剣な甲論乙駁が、面白おかしく展開されます。だが、「うまいものを食べさせ熱湯にでも叩き込んでしまえば、豚は大悦び、くるっと毛まで剥けてしまう。われわれはこの方法で、沢山の豚を悦ばせている」には驚きました〜

宮沢賢治『新編 銀河鉄道の夜』(新潮文庫)収録(p.311~369)の 「ビジテリアン大祭」を、興味深く読みました。「童話」なそうですが、「小説」ともいえる、サイコウにオモシロクてタメになる作品です。一読の価値がありますね!

オペレッタ「トラの恩がえし」(オペレッタ劇団ともしび) を観て感動しました。

(写真:Atelier秀樹) 私は時々「うたごえ喫茶ともしび新宿店」へ行きますが、 「オペレッタ劇団ともしび」もあるんですね。昨日その「オペレッタ劇団ともしび」による『トラの恩がえし』公演を観に、こくみん共済ホールへ行ってきました。第47回夏休み児童…

1)自民・公明の与党は、本当に「勝った」んですか? 2)立憲民主党の勝利は間違いないでしょう 3)「自民・公明の連立政権」の実態は「自由公明党の単独政権」?

(写真撮影:Atelier秀樹) 参院選が終わりました。24年ぶりの投票率50%割れという選挙でした。政治に疎い自分には、その理由がなんだかさっぱわかりませんが、素人の私でもわかることが一つだけあります。それは、選挙結果の評価や報道についてです。 …

平均年齢81.5歳の男声合唱「ゴールデンメイツ」10周年コンサート "歌って笑って人生バラ色" ~ ほんとうに素晴らしかったです!~

山口なをみ先生指揮、長嶋真美先生(フラットbおんがくたいむ、同ハーモニー主宰)がピアノ伴奏する、男声合唱「ゴールデンメイツ」の10周年記念コンサート(7月19日、武蔵野市民文化会館)へ行ってきました。

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読みました。空想力豊かな賢治にはついていけません。やはり「名作」なんですね!。ほかに、「双子の星」「よだかの星」「セロ弾きのゴーシェ」「飢餓陣営」「ビジテリアン大祭」、、、、。

宮沢賢治『新編 銀河鉄道の夜』(新潮文庫) 宮沢賢治は石川啄木と並び称される、岩手県が産んだ天才と言われます。私は二人とは同郷・同窓(旧制中学と新制高校)なので、とりわけ関心が高いはずですが、その割には不勉強です。啄木の歌の「不来方のお城の…

NHK朝ドラ「おしん」(36年前の再放送)と「なつぞら」(現在放送中)を、毎朝見ています。素晴らしいドラマですね!〜小林綾子、田中裕子、乙羽信子、広瀬すず、、、〜

(写真=Atelier秀樹) テレビを見みるのは食事時です。普段はテレビのない2階の自分の部屋(書斎名=Atelier秀樹)で過ごし、飯時になると1階におりて食事しながらテレビを見る、のです。昔と違って、テレビ無しの生活もできる時代になりましたが、私は「…

♪星めぐりの歌(宮沢賢治 作詞作曲)をうたう。~ in ふらっと b ハーモニー(合唱教室:練馬区)/ 長嶋真美先生 & 滝口亮介先生〜

宮沢賢治の作詞作曲「♪星めぐりの歌」 七夕をとりあげた前々号(7月7日)で、紹介しました。私が参加している練馬区の 合唱教室 ~「ふらっと b ハーモニー」(主宰・ピアノ:長嶋真美先生 / 合唱指導:滝口亮介先生) ~で、この歌を、両先生が私の誕生祝いに…

東北楽天、則本投手が復活、連敗10で止まる! 打線も調子を取り戻した?

東北楽天が連敗を脱して、久々に勝利したので、いつものように「ニッカン」「スポニチ」を買ってきました。スマホで撮って楽しんでいる花の写真も、多めに載せました。ご覧ください。

今日(今夜)は七夕。雨なので、織姫と彦星は会えずに泣いている(催涙雨)かも。そして今宵は、大好きな宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」、賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」にも思いを馳せています。

今日は七夕(星まつり)ですね。 wikipediaによると、「七夕は旧暦7月7日の夜のこと。中国大陸、日本、韓国、台湾、ベトナムなどにおける節句、節日の一つ。五節句のひとつにも数えられる。星まつりともいう」、 「日本の七夕祭りは、新暦7月7日や月遅れ…

どうした? 東北楽天が7連敗で大失速!  ~「まさか、このままズルズル…」とは思いたくありません。

中島京子さんの『夢見る帝国図書館』に夢中になっているうちに、プロ野球界に異変?が起きていました。セ・リーグの巨人とパ・リーグのソフトバンクが独走?の気配。政界だけでたくさんなのに、野球界までが “1強” の様相を呈してきたようです。私は「一強」…

[モダンガール]吉屋信子、中條(宮本)百合子、林芙美子の帝国図書館 ~ 中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、感動しました (8)【最終回】 ~

クスノキ(樟、楠)/ なんじゃもんじゃ 中島京子『夢見る帝国図書館』の読書メモを、7回にわたってお届けしましたが、ブログ投稿は8回目の今回で終了します。(本書はまだまだ続きますが、全部書くと20回ぐらいに達するでしょう。)

関東大地震。悲願の増築、そしてまた戦争 ~ 中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、感動しました (7) ~

中島京子『夢見る帝国図書館』読書メモの第7回です。 今回は大正12年の関東大震災と、悲願の増築ですが、またしても戦争突入で図書館の夢は吹き飛びます。本シリーズも次回で終了の運びとなりました。なおこれまで通り、なるたけ本書の文章に即した読書メモ…

宮沢賢治、マティラム・ミスラ、谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛  ~ 中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、感動しました (6) 

写真撮影:Atelier秀樹 中島京子『夢見る帝国図書館』読書メモの第6回です。 今回は、宮沢賢治、芥川龍之介、谷崎潤一郎、菊池寛、インド人マティラム・ミスラが登場します。宮沢賢治は同郷・同窓ですが、勉強不足のためよくわからない部分があります。わた…

和辻哲郎、谷崎潤一郎、菊池寛、芥川龍之介、、一高生たちを魅了する、白い化粧煉瓦の帝国図書館  ~ 中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、感動しました (5)~

帝国図書館(現・国立国会図書館 国際子ども図書館」)<wikipediaより> 中島京子『夢見る帝国図書館』読書メモ、第5回です。前回紹介のように「帝国図書館」は、明治39年に東側ブロックの建築だけで開館したが、当時では目を見張るような「威風堂々の古典主義様式の西洋建</wikipediaより>…

上野に待望の帝国図書館が出現! だがまたもや戦費に泣かされる。 ~ 中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、感動しました (4) ~

旧・帝国図書館(現・国立国会図書館「国際子ども図書館」) 『夢見る帝国図書館』(中島京子著) の第4回読書メモです。文部省や図書館関係者の悪戦苦闘の末、やっと念願の「帝国図書館」が上野に誕生しましたが、またもや、、、。

樋口一葉と恋する図書館! ~ 中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、感動しました (3)

『夢見る帝国図書館』(中島京子著) の読書メモの第3回です。 明治5(1872)年創設の日本初の図書館「書籍館」が、幾多の苦難変遷を経て 「帝国図書館」となったのは34年後の明治39(1906)年。 それから戦後の昭和22(1947)年に「国立図書館」と改称するまでの41…

中島京子『夢見る帝国図書館』を読み、深い感動を覚えました(2)。~東京府書籍館時代、湯島聖堂孔子廟公開 → 東京図書館時代(文部省)、淡島寒月、幸田露伴 → 上野移転、教育博物館に間借り

梅雨に濡れる花 前回に続き、中島京子『夢見る帝国図書館』の2回目の読書メモを、本文になるたけ即した形で紹介します。 草創期の図書館は、文部省(書籍館)→東京府(東京府書籍館)→文部省(東京図書館)→教育博物館と合併して上野に移転、と目まぐるしく…