北方謙三
「読書の軌跡」(6)をお届けします。なお、このシリーズは次回(第7回:49冊~56冊)で終了の予定ですが、延長の可能性も出てきました。 ........................................................ 41) なかにし礼『赤い月』(上) 42) 同 (下) なかにし…
北方謙三『楠木正成』 中央公論新社 2000年刊 読んでみようと思ったきっかけは、 1)『チンギス記』と『杖下に死す』に感動したので、もう少し読んでみたい。 2)南北朝、14世紀の時代に興味がある。 3)何よりも、楠木正成への関心。
北方謙三『武王の門』(新潮文庫) 1)『チンギス記』(一、二) に続いて、北方謙三氏の歴史小説第1作とされる 『武王の門』を読みました。文庫版2冊・970ページの長編で、坂めぐりなどの合間を縫い、図書館の返却期限を気にしながら、毎日少しずつ読んだ…
先般『チンギス紀』を読んで感激したので、北方謙三氏の小説を図書館から借り出して読んでいるところです。今回は『杖下に死す』の感想ですが、自分の手ではうまくいかないので、文庫本の解説者(末國善己氏)の解説に依拠しました。いま大相撲の熱戦がくり…
北方謙三『チンギス紀』(一) 火眼、(二) 鳴動 集英社 2018年5月30日 刊 2週間ばかり前 (8/7) のブログ『秀樹杉松』で、北方謙三著『チンギス紀』(一)「火眼」を読んだことを書きました。 もっとも内容は、幼児の頃「あ、モーコが来たぞ!」=「アモコ!…
◉前号にも書いたように、坂巡りなどで読むのが進まなかった『チンギス紀』(北方謙三著・集英社刊)の初巻「火眼」(かがん)を、今やっと読了しました。前号にアップした本書の表紙のオビに書かれているように、 →「ユーラシア大陸に拡がる大帝国の礎を築いた英…
今日は8月6日。広島原爆から73年が経った。今夜から雨が降り、9日までは傘模様がついており、台風も来るとか。8月に入ってから、1日・3日・5日と3回続けて東京の南端の大田区の坂を歩きめぐりました。「落穂拾い」の感があるので、三日間で歩いたのは10…