佐伯泰英
本ブログ前々号(10/6)に続き、 佐伯泰英さんの『照降町四季』(てりふりちょうのしき)を取り上げます。全4巻(初詣で・己丑の大火・梅花下駄・一夜の夢)を読了しました。小説の内容紹介は省略し、巻末の<あとがき>に注目しました。 ………………………………… 表紙カバ…
何年前になるかな、佐伯泰英さんの文庫小説を夢中で読みました。 → 『居眠り磐音 江戸双紙』『酔どれ小藤次』『密命』『吉原裏同心』『夏目影二郎始末旅』『鎌倉河岸捕物控』『古着屋総兵衛』など。いずれも長編で、『居眠り磐音』などは51巻(冊)の大長編…
【読書の軌跡 ~さいきん読んだ本の表紙】(8)をお届けいたします。 昨日まで連続7回(7日間)で取り上げた本(図書館から借り出した本を除く)は計56冊になりました。ところで、音楽会で最後の演奏が終わると、熱烈な拍手が鳴り止みまず、「アンコール!」…
佐伯泰英の『居眠り磐音 江戸双紙』全51巻(双葉文庫)を、感動の裡に読みきったのは、確か3年ぐらい前でした。質量共に、“平成最大の人気シリーズ”といわれる大長編。これに著者が手を入れ、一層の鋭さを増した“決定版”(文春文庫)として蘇る、という新聞…