<読書の軌跡> 4th Ser. (ラストシリーズ)(3) 388~441 54 冊
<読書の軌跡> 最終シリーズの第3回です。
有名作家が相次いで登場します。宮本輝、津本陽、塩野七生、新田次郎、早乙女貢。次いでは、歴史関係の研究書、特に「東北」をテーマとした、赤坂憲雄、河西英道、高橋富雄、鈴木拓也、日本を主題とした研究書、学術書と続きます。私は小説ばかり読んでいるようですが、歴史にも大きな関心を持っているのです。
日本書紀、古事記、万葉集などもかじっています。今から思えば、歴史家になりたかったなあ、歴史小説・時代小説を「読む」だけではなく、自分でも「書く」こともしたかったなあ、など、小声でつぶやいている昨今です。
閑話休題、54冊の表紙をご覧ください。
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388) 宮本輝 流転の海
389) 宮本輝『地の星』(流転の海 第二部)
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390),391),392 宮本輝『五千回の生死』,『螢川・泥の河』,『道頓堀川』
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393) 津本陽『乾坤の夢』上
394) 津本陽『乾坤の夢』中
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395) 塩野七生『ローマ人の物語』1 ローマは一日にして成らず [上]
396) 塩野七生『ローマ人の物語』2 ローマは一日にして成らず [下]
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397) 新田次郎『蒼氷・神々の岸壁』
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399) 河西英通『東北 ー つくられた異境』
400) 河西英通『続・東北 ー 異境と原境のあいだ』
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401) 赤坂憲雄 小熊英二(編著)『「辺境」からはじまる』ー 東京/東北論
402) 赤坂憲雄『方法としての東北』
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403) 赤坂憲雄『3・11から考える「この国のかたち」』
404) 赤坂憲雄【編】『鎮魂と再生』東日本大震災・東北からの声100
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405) 斉東野人『阿弖流為 (アテルイ)別伝 残照はるかに』
406) 高橋富雄『古代蝦夷を考える』
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408) 宮本常一『忘れられた日本人』(ワイド版 岩波文庫)
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409) いくつもの日本(赤坂憲雄等編) I 日本を問い直す
410) いくつもの日本(赤坂憲雄等編) II 新たな歴史へ
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411) いくつもの日本(赤坂憲雄等編) V 排除の時空を超えて
412) 網野善彦 著作集 第十七巻 「日本」論
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413) 日本書紀(一)坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋 校注(岩波文庫)
414) 梅澤恵美子『天皇家はなぜ続いたのか』「日本書紀」に隠された王権成立の謎
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416) 荻原浅男『古事記への旅』
417) 大和岩雄『古事記』成立の謎を探る
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418) 三浦佑之『あらすじで読み解く 古事記神話』
419) 北山茂夫『萬葉の時代』
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420) 斎藤茂吉『万葉秀歌』上巻
421) 斎藤茂吉『万葉秀歌』下巻
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422) 朧谷寿『藤原氏千年』
423) 小島慶三『戊辰戦争から西南戦争へ』明治維新を考える
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427) 栗原康『共生の生態学』
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428) 春山茂雄『脳内革命』
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430) 堀田力『否認』どうして言わないの
431) 一橋文哉『闇に消えた怪人』グリコ・森永事件の真相
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433) 易経(上)(高田真治・後藤基巳 訳)
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434) 易経(下)(高田真治・後藤基巳 訳)
435) 金子武雄『日本のことわざ』 上
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436) 金子武雄『日本のことわざ』 中
437) 陣内秀信+法政大学陣内研究室 編『水の都市 江戸・東京』
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438) 横関栄一 『江戸の坂 東京の坂』(全)
439) 東京歴史研究会[編]『京王沿線ぶらり歴史散歩』
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440) 加藤文太郎『単独行』
441) 辻原 登『冬の旅』
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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』114巻3016号 2020.6.6/ hideki-sansho.hatenablog.com #656