秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

坂めぐり(59回=2018-7-14=世田谷区上野毛・中町・等々力・野毛)~ 原の坂・満願寺坂・等々力の坂・地頭坂・向田坂・浄音寺坂。~天祖神社・ 満願寺・等々力不動尊・丸子川・矢沢川

 

<第59回坂めぐり(2018-7-14)>

 連日の猛暑なので、昼中を避けるために、今日は朝6時前に家を出ました。何しろ多摩川に近い、都心から遠いところなので、バス、電車を乗り継ぎ、帰宅したのは11時を過ぎていました。こんな暑さの中、坂道などを歩いて写真を撮りまくるなんて、好きでなければできないことでしょう。

 いつものことながら、坂めぐりや写真撮影が済んだら、今度は帰宅後の写真の整理やブログの書き込みなどの方が大変です。それでもやっと出来上がりましたので、よろしかったらご覧ください。/ Atelier秀樹

続きを読む

『秀樹杉松』坂めぐり 第58回(2018-7-11、世田谷区上野毛・瀬田)~明神坂・稲荷坂・まむし坂・瀬田夕日坂・行善寺坂・行火坂。~丸子川・明神橋・稲荷橋・境橋・調布橋・上野毛自然公園・上野毛稲荷神社・行善寺・五島美術館・多摩美術大学。

 坂めぐりが「50回500坂」に達した時点で、一旦“終了宣言”しました。だが、歩いていない坂が少し残っており、“未練”もあったので、「落穂拾い」と銘打って再開しました。しかし今回「坂学会」情報を徹底的に調べ直したら、かなりの数の坂が残っていることが確認されました。そこで、「落穂拾い」は7回(通算57回)でやめ、今回から当初の軌道に戻すことにしました。

 路線復帰した今回の坂めぐりは、通算58回目(542番目~547番目の坂)となります。この記念すべき坂めぐりは、世田谷区南部の上野毛・瀬田へ行ってきました。学生時代に一時住んでいた懐かしい場所であり、5年前の「川歩き」の記憶が生々しい「谷沢川」「丸子川」「多摩川」の方面でした。大井町線には九品仏(くほんぶつ)・等々力(とどろき)、上野毛(かみのげ)など、最初は読めなかったことを覚えてます。

 なお、都内の川歩きは5年前の2013年3月~6月に行い、その紀行は「親川記」(しんせんき)のタイトルでまとめ、本ブログにも投稿してあります。カテゴリー「親川記」で一括されてますので、よろしかったらどうぞご覧ください。 / Atelier秀樹

続きを読む

下町風物めぐり~131回ミニウォーク(2018-7-7/東京都ウォーキング協会/5km)~に参加。「入谷あさがお市」「下町七夕まつり(かっぱ橋本通り)」を楽しみました。

 今日は曇り空で、いわばウォーキング日和。毎月第一土曜日開催のミニウォークも、今日が131回目を迎えました。私は、今は通常のウォークには参加していませんが、月一回の5kmミニウォークには、元会員として参加しています。日頃は家の近辺を毎日1時間ぐらい歩いていますが、たまには仲間と会える、そして“いいところ”へ案内してくれる、ミニウォークに参加するのを楽しみにしています。カメラ持参で参加し、こういう形でブログに投稿しています。どうぞ、ご覧ください。/ Atelier秀樹

続きを読む

子母澤寛『父子鷹』を読む ~ 勝海舟(麟太郎)の父:勝小吉を中心とした小説

 三週間ばかり前に「歴史動かした超弩級時代劇2018年6月12日』」のタイトルで、トラさんとキンさんの歴史的会談を取り上げました。キンさん坂田金時=金太郎)とトラさん(虎ことふうてんの寅)。私のいつもの手法で、本名は伏せ、両人を“父子鷹”に仕立てました。

 一般名詞の意味もありますが、父子鷹といえばやはり、やはり子母澤寛の小説『父子鷹』を連想するでしょう。そこで今回、図書館から借り出して読みました。この小説の新聞連載は1955年5月から1956年8月までで、出版は1956年文藝春秋新社刊です。その後いくつか文庫本が出てますが、私が今回読んだのは2006年刊の講談社文庫・新装版です。

f:id:hideki-sansho:20180705103419j:plain

続きを読む

『秀樹杉松』坂めぐり・落穂拾い第7回:通算57回(2018-7-2:世田谷区桜上水5丁目)~ 駅南坂・細道坂・そよ風坂・タッピング坂・花火坂。~ゆうやけ道・ポスト道・つつじ道。~桜上水駅・荒玉水道道路・桜上水五丁目公園・日本大学文理学部。

 しばらく休みましたが、10日ぶりに坂めぐりしてきました。①ブログ投稿の写真容量が尽きた、②風呂で肋骨を痛めた、③連日の猛暑が続いた、が理由でした。今日の落穂拾い7回(通算57回)は、坂がまとまってある近場の、桜上水5丁目の5つの坂へ行ってきました。地域の「道の会」が2009年に命名し、地元自治会が設定した標識がある新しい坂道です。

 

 京王線桜上水の南直下の「駅前坂」に始まり、西へ「細道坂」「そよ風坂」「タッピング坂」「花火坂」と続きます。いずれも地域の生活感にピッタリの坂名ですね。5つの坂全てが南北に並行して走る坂道で、道の間隔は狭いところで40m、広いところで100mぐらいしかなく、仲良く隣り合っていて、実に微笑ましいです。

 それと現地へ行って知りましたが、南北へ走る坂をつなぐ東西の道にも「ゆうやけ道」「ポスト道」「つつじ道」という素敵な名前がついており、標識がありました。南北の坂道が「〇〇坂」、東西の平坦な道が「××道」でした。落穂どころか、今日の大いなる収穫でした。

 本ブログ収載の坂解説は「坂学会」sakagakkai.orgに依拠していますが、今回は坂数が少ないこともあるので、いつもの所在地・目印・由来に加えて、坂の方向・長さ・斜度・形態・命名時期なども掲載しました。また、坂めぐり必携の地図帳昭文社)の該当ページも載せてみました。長さ280m、高低差5mなど、具体的な情報満載です。写真の通り、ここの5坂は全部が直線です。よろしかったら、本号の<坂めぐり>をご覧ください。 / Atelier秀樹

続きを読む

帚木蓬生『安楽病棟』を読み、終末期医療、安楽死問題を考える。

 ブログ『秀樹杉松』前号で、劇団青年座の公演「安楽病棟」観劇記を書きました。会場の本多劇場に行く前に図書館に立ち寄って、芝居の原作本『安楽病院』(帚木蓬生著)を借り出しました。本は観劇を終えて帰宅後に読みました。つまり、青年座の芝居を観た後に原作を読んだことになります。この逆順が多いように思いますが、今回はそう言う展開になりました。/ Atelier秀樹

続きを読む

劇団青年座の232回公演「安楽病棟」を観て感動しました。 〜 原作:帚木蓬生、脚本:シライケイタ、演出:磯村純

 週2回ばかり早朝パート(シルバー人材センター就業)をしています。やっている仕事は別ですが、そこで元気良く働いている人がおられます。その方から教わり、昨日の午後下北沢の本多劇場へ行き、劇団青年座の第232回公演「安楽病棟」を観劇してきました。 / Atelier秀樹

続きを読む