坂めぐり落穂拾い3回目の今日は、半世紀以上前の思い出を胸に、板橋区の大山、常盤台に行ってきました。大山駅を降りたらすぐに「ハッピーロード大山」。あまりの変貌に、昔の面影は吹っ飛び、カルチャーショックに襲われた。
今日の坂は4つだけだったので、午後から出かけて夕方に帰宅しました。それでも、スマフォの歩数は1万2千を超えています。今年初の真夏日だとか、暑かったです。今日は確か「大安」、いろんな意味でハッピーデーでした。 / Atelier秀樹
①海老山の坂(えびやまのさか)(#513)
板橋区弥生町。豊敬稲荷神社・海老山郵便局の前を南北に通じる坂(旧川越街道)。標識なし。旧川越街道の上板橋宿に緩やかな坂。この辺りの山を海老山と呼び,飢饉に供えた稗蔵があった。ヒエが訛ってエビと呼ばれるようになった。(「郷土 板橋の坂道」による)
参考文献:「郷土 板橋の坂道」いたばしまち博友の会 平成10年
豊敬稲荷神社
旧上板橋宿概要図
弥生小学校
下頭六地蔵菩薩(左)と下頭橋(右)
②長命寺坂(ちょうめいじざか)(#514)
板橋区南常盤1丁目。石神井川に架かる下頭橋方面から長命寺に向う坂 (下頭橋通り=旧川越街道)。標識なし。旧川越街道が下頭橋を渡し東山町にある長命寺に向う坂。東山にはかつて板橋城があったという説があるが確証はない。(「郷土 板橋の坂道」による)
東山陸橋
環七通り(上)と川越街道(下))の交差。
上板橋小学校
③堂坂(どうざか)(#515)
板橋区東新町2丁目。氷川神社の東側を,川越街道から南に向かい石神井川に下る坂。標識なし。坂の途中に旧家で大庄庵と称した小野沢氏の家があり,ここに地蔵堂があったので堂坂,あるいは地蔵坂と呼ばれた。 (「郷土 板橋の坂道」による)
④暗闇坂(くらやみざか)(#516)
板橋区南常盤台1丁目。東武東上線常盤台駅の南。環七通りの板橋南常盤台郵便局の北から北西に上る坂。標識なし。覆い被さる樹木で昼なお暗かったので暗闇坂と呼ばれた。(「郷土 板橋の坂道」より)
【編注1】坂の説明文は、すべてsakagakkai.orgに依拠しています。
【編注2】坂名の見出しの後の(#〇〇)は、坂めぐり通算の坂No.です。
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『秀樹杉松』94巻2619号 2018-6-9, hideki-sansho.hatenablog.com #259
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