今日は七夕(星まつり)ですね。
wikipediaによると、「七夕は旧暦7月7日の夜のこと。中国大陸、日本、韓国、台湾、ベトナムなどにおける節句、節日の一つ。五節句のひとつにも数えられる。星まつりともいう」、
「日本の七夕祭りは、新暦7月7日や月遅れの8月7日(orそれらの前後)に開催されている」とあります。因みに、暦を見ると今年の旧暦7月7日(つまり本来の七夕)は、1ヶ月遅れの新暦8月7日です。
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<七夕伝説>
織姫星(織女星、こと座の1等星ベガ)は、天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。夏彦星(彦星、牽牛星)は、わし座のアルタイルで、やはり働き者。天帝は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなった。天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離したが、年に一度、7月7日だけ会うことを許し、天の川にどこからかやってきたカササギが橋をかけてくれて会うことができた。
しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさがが増し、織姫は渡ることができず、夏彦も彼女に会うことができない。星の逢引であることから、七夕に星あい(星合い)という別名がある。
また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれる。催涙雨は織姫と夏彦が流す涙と言われている。
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この七夕伝説に自信がないので、wikipediaさんに詳しく教えてもらいました。ありがとうございます。子供や孫に「七夕って何?」と訊かれて、明快に答えられる人は多くはないでしょう。もちろん私がその代表例ですが、あなたはいかがでしょうか?
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「ふらっと b おんがくたいむ」でピアノ演奏の長嶋真美先生
さて、先日の「ふらっと b おんがくたいむ」(練馬区のうたごえ教室。主宰:長嶋真美先生)で、私の誕生月を祝ってハッピーバースデーを歌ってくださいました。皆さんのお祝いに対する謝辞でわたしは、「自分は吹けば飛ぶような人間だが、一つだけ誇りに思っていることがある。それは石川啄木、宮沢賢治と同郷・同窓であることです」と呟きました。
実は、啄木は多少知っているつもりですが、賢治は不勉強で詳しくは知らないのです。特に「銀河鉄道の夜」に関しては、頓珍漢といってもいいくらいです。ですから、リクエスト曲として「銀河鉄道」と書いたら、他の参加者から「銀河鉄道の夜」のことですか?、そして、アニメ「銀河鉄道の夜」の歌のことですか?、云々。恥ずかしくなって、帰宅してから急遽調べました。
そして、宮沢賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」にたどりつきました。私が「銀河鉄道」とリクエストした歌は存在しないが、これから紹介する「星めぐりの歌」と、アニメ「銀河鉄道の夜」の歌は、どうやら存在するようです。(間違いがあったら、教えてください)
早速長嶋先生にメールで連絡、「フラット b おんがくたいむ」で「星めぐりの歌」を覚えたいこと、次回の「ふらっと b ハーモニー」でこの曲の演奏をお願いしたいこと、をお伝えしました。快諾されましたが、「『星めぐりの歌』はともしびの歌集に載ってますよ」と教えられました。「そうだったかなあ、言われてみれば、ごく最近歌ったような気もするな」。
閑話休題。「星めぐりの歌」の歌詞を紹介します(出典はやはりwikipedia)。実は私は中学時代は「天文少年」でしたので、この歌詞に出てくる、さそり座・わし座・こいぬ座・へびつかい座・オリオン星座、アンドロメダ銀河・大熊座(北斗七星)・こぐま座(北極星)は、手に取るように今でも覚えています。懐かしく思うとともに、宮沢賢治への親近感が増しました。
星めぐりの歌 / 宮沢賢治作詞・作曲(下線はAtelier秀樹がつけました)
あかいめだまのさそり
ひろげた鷲のつばさ
あをいめだまの小いぬ
ひかりのへびのとぐろ
オリオンは高くうたひ
つゆとしもとをおとす
アンドロメダのくもは
さかなのくちのかたち
大ぐまのあしをきたに
五つのばしたところ
小熊のひたいのうへは
そらのめぐりのめあて
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「星めぐりの歌」(宮沢賢治の作詞作曲)は、賢治の著作『双子の星』にて歌詞が用いられるほか、『銀河鉄道の夜』にも登場する。
「星めぐりの歌」が使用・編用された作品
○「銀河鉄道の夜」(アニメーション映画版)挿入歌:オルゴール
○「ふるさとチャイム」東北新幹線、新花巻駅到着時の車内チャイム
○「銀河ぽっぽ」花巻駅のからくり時計の正午のタイム
○「あなたへ」(映画)挿入歌 歌:田中裕子
○「あまちゃん」(2013、NHK総合)ー挿入曲として器楽演奏で使用されている。
etc. / (以上wikipediaによる)
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『秀樹杉松』108巻2896号 2019.7.7 / hideki-sansho.hatenablog.com #536