84歳になった国会議事堂。イチョウが色づき始めた立冬のきょう(11月7日)、永田町へ行ってきました。~そして、国立国会図書館、憲政記念館、国会前庭の時計塔、、、へも。
早朝のシルバー就業の関係から、いつも5時過ぎに起床します。今朝ラジオ(NKK第一)をかけたら、「今日は何の日?」を放送していましたが、昭和11年の今日(11月7日)は、国会議事堂が出来上がった日だとのアナウンスに注目しました。
国会議事堂が竣工した昭和11年(1936)は、私の生年であること、そして国会議事堂および永田町周辺はよく知っているからです(もちろん、元国会議員ではありません☺️)。
なんか懐かしくなり、天気もいいから国会周辺のイチョウの黄葉見がてら、議事堂方面へ行ってきました。
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<国会議事堂>
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永田町には議事堂だけではなく、国会関係の国立国会図書館、憲政記念館(旧尾崎記念会館)、国会前庭の時計塔、などが集結しています。昨日までは衆・参の予算委員会が開かれており、新首相の答弁(なんとも形容し難いですね)を聴きましたが、今日の国会周辺は非常に静かでした。写真を撮ってきましたので、投稿します。
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<国立国会図書館>
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<憲政記念館>
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<時計塔>(国会前庭)
国会前庭(国会正門前の公園)に建っている「時計塔」は、尾崎記念会館(現・憲政記念館)と一緒に、昭和35(1960)年に建設されたもので、一般にはあまり知られていないと思います。写真のように、飛び切り高く、細長い時計塔です。
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◉三面塔星形(三つの柱が合わさった形)は、立法・司法・行政の三権分立を象徴。
◉塔の高さは百尺(30.3メートル)より高い31.5メートル。
◉塔の前に置かれた銘板には、塔の高さを31.5メートルとした事情が書かれています。
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「塔の高さは「百尺竿頭一歩を進む」ということわざの努力の上に、さらに努力して向上する意味から、百尺(30.3メートル)より高くした31.5メートルに設定された」
<参考注>
○「百尺竿頭」(ひゃくせきかんとう、ひゃくしゃくかんとう)
→ 到達することができる最高・最上の極地
○「百尺竿頭一歩を進む」
→ 百尺の竿(さお)の先に達しているが、なおその上に一歩を進もうとする努力・工夫を尽くし、さらに努力する。到達した極地よりさらに努力してその上を目指して前進すること。
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写真:Atelier秀樹
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秀樹杉松』118巻3682号 2020.11.7/ hideki-sansho.hatenablog.com #722