シベリウス「クレルヴォ交響曲」を聴く!
○有名な7曲の交響曲を作曲する前、留学時代に着手した作曲者初の管弦楽作品が、この「クレルヴォ交響曲」です。フィンランドの叙事詩「カレワラ」を題材にした独唱と男声合唱付きのこの野心作は、初演の好評にもかかわらず、作曲者自身によって封印される運命を辿ります。
○しかし作品そのものは、濃厚な民族的色彩とともに、作曲者の青春の息吹が感じられる魅力たっぷりの名作であることは疑いありません。フィンランドの演奏家たちのスリリングな演奏が。無限の魅力をつまびらかにします。
~(ナクソス盤「シベリウス・クレルヴォ交響曲Op.7」の解説より)
① 導入
② クレルヴォの青春
③ クレルヴォと彼の妹
④ 戦いに赴くクレルヴォ
⑤ クレルヴォの死
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<写真=Atelier 秀樹>
『秀樹杉松』142巻4162号2023.7.29(ブログ投稿1202号)
/ hideki-sansho.hatenablog.com.No.1202