秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

稀勢の里、御嶽海、ついに1敗 ~夏場所中盤戦へ~

 今場所最大の関心事、横綱稀勢の里と関脇御嶽海に、6日目ついに黒星がつきました。しかも、二人揃って同じ日に、枕を並べるようにして。解説者もアナウンサーも、そして大相撲ファンも「初日が大事」「序盤戦の成績次第」と思ってきました。

 幸いなことに、両力士ともこの二つを見事にクリアしたので、私は前々号で稀勢の里について、「緊張と疲労感で今にも倒れそうなのに、よく頑張っていると褒めてやろうではないですか。」と書いたばかりでした。

 

 「稀勢の里1敗」は、早ければ初日、遅くても6日目あたりかな、となんとなく思っていましたが、残念なことに6日目の今日この記事を書くことになりました。御嶽海もよく頑張っています。二人とも、この初黒星でガタガタと崩れることはないでしょうが、緊張感とスタミナが切れかかっていることは事実でしょう。まさに「正念場」。私としては、千秋楽を終えた段階で、「稀勢の里復活」と「御嶽海大関昇進」が実現することを期待しています。

 

 

『秀樹杉松』97巻2679号 2018-9-14  /  hideki-sansho.hatenablog.com #319