秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

うたごえ喫茶(相模大野)素晴らしかったです。~ 「啄木の魅力を歌う 小川邦美子コンサート」/ 山田剛史 ピアノ:ショパン「革命のエチュード」/ 三ツ木摩理 バイオリン:サラサーテ「チゴイネルワイゼン」

石川啄木「砂山の砂」「やはらかに柳あをめる」....

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 ↑ 小川邦美子歌集『啄木に寄せて歌える(CD)

 

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↑  うたごえ喫茶 (2019.2.26) 会場(ホテルセンチュリー相模大野宴会場)

 

 きょう2月26日ホテルセンチュリー相模大野で、「啄木の魅力を歌う小川邦美子コンサート」& うたごえ喫茶が開かれ、「盛岡ふるさと大使」でもある小川邦美子さんは、「初恋」「ふるさとの山に向かいて」「働けど」「友がみな」など、石川啄木の歌をうたい、素晴らしいソプラノ歌唱で満場の聴衆を魅了しました。

 

 小川邦美子さんは、「新宿ともしび」で歌の司会・進行を行いながら、ともしび「昼の合唱団」の指導にも当たっておられます。実は私もごく最近、この合唱団に参加しました。楽譜も読めない音楽音痴ですが、合唱が好きでたまらないので、小川先生の門を叩きました。今日の小川先生の啄木の歌は、とても感動的でした。

 

 今日のうたごえ喫茶は、「ともしび」の小川邦美子さん(ソプラノ)と吉田正勝さん(バリトン)の司会で、ピアノ山田剛史さん、バイオリン三ツ木摩理さんという豪華メンバーでした。吉田さんは司会だけでなく、バリトンの独唱も聴かせてくださいました。山田剛史さん、三ツ木摩理さんはうたごえの伴奏だけでなく、素晴らしい独奏も披露してくださいました。

 

 山田剛史さんのピアノ独奏・ショパン「革命のエチュードと、三ツ木摩理さんのバイオリン独奏・サラサーテチゴイネルワイゼンは、素晴らしく心から堪能しました。こんな本格的な演奏を聴けた幸せを噛みしめました。

 

 会場で小川邦美子さんのCD「啄木に寄せて歌える」(写真)を買い求め、帰宅後聴きましたが、その素晴らしさに聴き惚れました。やっぱり、小川さんはすごいソプラノ歌手なんですね。このCDには21曲が収録されています。

初恋、ある日、わかれ来て、やわらかに柳あおめる、流木、入日影、雪あかり、ダリア、友の恋歌、ふるさとの空、たわむれに、花、口説、夜霧、口笛 (以上15曲、越谷逹之助作曲/歌曲集「啄木に寄せて歌える」より)

人を恋うる歌、荒城の月、かやの木山の、ゴンドラの唄、波浮の港白鳥の歌(以上6曲、啄木と交流のあった詩人たち=与謝野鉄幹/土井晩翠/北原白秋/吉井勇/野口雨情/若山牧水=の作詞した歌)

 

 2週間ばかり腰痛の再発で苦しんでいましたが、激痛が消えたようなので、相模大野へ出かけました。こんな素晴らしい一日を過ごせて、大変幸せでした。

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『秀樹杉松』104巻2814号 2019.2.26/ hideki-sansho.hatenablog.com #454