1)人間は考える葦である(パスカル) ― 私は脚で歩く / 2)坂学会15周年の「Zoom坂カフェ」/ 3)坂歩きの動機は<坂道シリーズ> (乃木坂46・欅坂46) / 4)欅坂46は櫻坂46と改名(明後日から)
教科書で習ったパスカルの言葉は今でも覚えています。
→ 「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦に過ぎない。しかしそれは考える葦である」
翻って考えるまでもなく、人間は(人間だけではないが)足で歩く。「葦」と「脚」、「葦である」と「脚で歩く」。駄洒落のようですが、この稿では、「歩く」を取り上げてみます。
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実を申せば、私は「歩く」のが好きです。これまでを振り返ると、①山歩き、②ウォーキング、③川歩き、④坂歩き、⑤散歩、の五つを順番にやってきました。その意味では、静止して「考える葦」とは無縁の、大した考えもなく自然の中・街の中を歩き回る平凡な人間。
“歩き過ぎ”で脚腰を痛め、片膝には人工関節を入れ、腰は脊柱管狭窄症の手術をした。しかし、何らの悔いもなく、当然の因果応報だと納得している。上記の“五つの歩き”は、どれも楽しく有意義だからです。山歩きでは日本アルプスへも登り、ウォーキングでは”地球一周”(4万キロ)を達成し、「川歩き」では都内30以上の中小河川(橋を含む)を歩きました。
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<山歩き>
山渓カラー名鑑「日本の山1000」より
北 岳
槍が岳
剣 岳
白馬岳
燕 岳
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<ウォーキング>
ウォーキング大会の参加者・完歩者には、ゼッケン・参加賞・記念バッジ・完歩証・認定証・などが支給されます。また、所属協会からは年間完歩表彰状が授与されます。私も八年以上ウォーキングをやってたので、もらったものは書斎の壁に貼ったりしています。その写真を少し紹介します。
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<川歩き>
〜<秀樹杉松>2017/10/3号「丸子川(2)」から
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<坂学会>
私は「坂学会」の会員です。坂学会の定例会としては、月1回の「この指とまれ」(坂歩き)、「坂研究会」がありますが、随時「坂カフェ」も開かれます。坂学会15周年を祝う「Zoom坂カフェ」が近々催されますが、そこでは、ひとり3分以内に、テーマ「私と坂」を話すことになっています。短時間で話すので、何をどう語るか。その予習のつもりで本稿を書いています。
16)南部(なんぶ)坂(別名:難歩坂、なんぽ坂)
17)氷川(ひかわ)坂
18) 氷川(ひかわ)神社
19)本氷川(もとひかわ)坂(別名:元氷川坂、転坂)
<秀樹杉松>2019/1/12号「坂学会この指とまれ:坂歩き」より
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<坂カフェ>
「坂カフェ」では、「坂歩きを始めた動機 / 思い出の坂」を簡単に語るつもりです。
息子(ミュージシャン)が「乃木坂46」「欅坂46」に夢中になっている様子なので、ネットで調べてみたら、「乃木坂46」は「AKB48」公式ライバルとして、秋元康氏がプロデュースしたアイドルグループだと分かりました。また、「乃木坂46」と「欅坂46」は<坂道シリーズ>と呼ばれていることも知りました。
「乃木坂」は知っているが、地図やネットで調べたら、「六本木けやき坂」も近くにあることがわかりました。「欅坂46」はメンバー募集時は「鳥居坂46」の予定であることもわかったので、乃木坂・欅坂・鳥居坂、の三つの坂を見に行きました。その坂を歩いたり、写真を撮ったりした結果、「坂というのは面白そうだなあ」となり、
早速ブログ<秀樹杉松>に写真入りで、「乃木坂/鳥居坂/欅(けやき)坂~「坂道シリーズ」の坂道を歩く」のタイトル(2017/11/16号)で投稿しました。
① 乃木坂
② 鳥居坂(鳥井坂とも)
③ 欅(けやき)坂
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前回行ってきた港区は23区で一番坂が多いことがわかったので、この際だから港区内の坂歩きをやってみようと決断、「坂めぐり」を始めました。それが、港区と同じく坂が多い新宿区、文京区にまで広がり、さらに23区全体に及び、800以上の坂めぐりを、ひとりでやり遂げました。その直後に「坂学会」に入会したのです。
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<「欅坂46」が「櫻坂」と改称>
今これを書くためにネットをいじっていたら、「欅坂46」は、2020年10月14日より「櫻坂46」として活動予定と出てきたので、たいへん驚きました。新グループ名櫻坂の由来は、おそらく「六本木けやき坂」に近い、赤坂サカス敷地内の「さくら坂」でしょう。(大田区の「桜坂」ではなく)
さくら坂
〜<秀樹杉松>2018/12/19号から>
「欅坂」と同じように旧漢字の「櫻坂」ですね。秋元康氏が旧漢字好みなのか、それとも、実在の「桜坂」「さくら坂」との識別の意味合いもあるのか、いずれにせよ話題になりますね!
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<追加稿>
「さくら坂」
「さくら坂」はざっと当たっただけでもいくつか出てきます。
→渋谷区桜丘の「さくら坂」、大田区田園調布の「桜坂」をはじめ、港区には六本木6丁目の六本木ヒルズの「さくら坂」、赤坂1丁目の「桜坂」、赤坂5丁目サカスの「さくら坂」の3つがすぐ見つかります。私はこの5坂を全部歩いています。
「欅坂46」を「櫻坂46」に改名した理由、坂名の由来は?
特に発表はないらしく、当然いろんな憶測がネット上を賑わしています。その中から私は、10/15付の「ぷらLOG」(puralog.com)から拾いました。なかなか、目の付け所がいいと思われるので、ご紹介します。
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櫻坂46 秘められた名前の由来、改名の理由にビックリ
①「櫻坂46」の名前の由来は、六本木にある「さくら坂」からとられている。
②「さくら坂」は、「欅坂46」の由来となった「けやき坂」と並行した坂道
③ 六本木「けやき通り」と「さくら通り」は道で繋がっている。
④旧字体の「櫻坂」を使用したのは、「欅坂」の流れを汲んでいるから。
⑤「欅」と「櫻」が、ともに21画の漢字。漢字の画数が一致。初期メンバー21人と一緒の数字。(なるほど、よく考えたもんですね!)
⑤それぞれに「坂」(7画)をつけた「欅坂」と「櫻坂」はともに28画。改名発表時のメンバー28人と一緒。(なるほど、よく考えたもんですね!)
⑥以上だけでもタマゲルが、2016年の「欅坂」デビュー曲「サイレントマジョリティー」のMV(music vido)に「さくら坂」が出ていた。改名は最初から決まっていた作戦?
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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』117巻3668号 2020.10.12/ hideki-sansho.hatenablog.com #708