秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

西空に朝日?~早朝の幻影~沈みゆく月の華麗と荘厳

 

今朝は早朝のシルバー就業日あたりがまだ薄暗いのに、太陽が見えた。おかしい。しかも西の方角?「太陽が西から昇るのは、おかしい!」。それに、よく見たら、自ら輝く太陽ではなく、太陽の光を反映している、まん丸い月のようだ。

 

「西も東も区別できないほど、俺もボケたか?」、早朝から何かおかしい!就業先で改めて西空を眺めたら、まん丸い大きな月が確認できた。「月が西に沈む直前」で、しかも「満月」だ。スマホで「今朝の月齢は?」と検索したら、「月齢 15.7」と表示された。まさに満月!

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という次第で、今朝は、西に沈もうとしている満月を拝むことができたのです。「夕方に東から昇る満月」は時々見かけますが、「朝方に西へ沈む満月」をみるのは、まさに奇遇で、幸運としかいいようがない! ”早起きは三文の徳”とかいうが、もしかして今朝は「三兆の得」?

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期せずして、子供のころの愛唱歌「♪出た出た月が、まるいまるい まんまるい、、、」を口ずさんだ。夕方に東からのぼってくる満月を歌ったものだ。しかし今の月は、朝方に西へ沈もうとしている月だ。「東から出る月は」は歌になっているが、「西へ沈む月」の歌はない。それだけに、今朝の奇遇はなんともロマンチックだ。

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この際だから、文部省唱歌「月」の歌詞を引用、掲載します。

 ♪出た出た 月が / まるいまるい まんまるい / 盆のような 月が

 隠れた 雲に / 黒い黒い 真っ黒い / 墨のような 雲に

 また出た 月が / まるいまるい まんまるい / 盆のような 月が

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今朝わたしが邂逅した満月は、まさしく「まるい まるい まんまるい 盆のような月」でした。私に詩才があれば、作詞するのですが、、、。

 

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<写真> Atelier秀樹

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『秀樹杉松』128巻3894号 (BLOG No.934) / 2022.2.17