秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

「シルバー就業」を考える。ボチボチ引退しようかな?!

 

 

シルバーワークとかシニアワークとも言うようですが、高齢者が仕事すること「シルバー就業」と言います。「シルバー人材センター」会員が公共機関から委託されて、もしくは個人等からの依頼で「シルバー就業」してますが、私もその一員です。

 

このように「シルバーといえば高齢者」がだいぶ広まっていますが、英和辞典で「silver」をひいても「銀・銀色」だけです。つまり「シルバー=高齢者」は完全な”和製”なんですね。和英辞典を見ても「シルバー」の項目はありません。

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ちなみに、「シルバー」をネット検索すると、次のようなGoogleの解説が出てきます。

<シルバーの意味>

 1973年9月15日の敬老の日に、国鉄で優先席を設けた際に、優先席の座席の色がシルバーだったことが由来で、高齢者がシルバーという意味が広がっていった。

 その後シルバーという言葉が普及していき、シルバー人材センターシルバー世代など、高齢者=シルバーという意味が定着した。

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【注】「シルバー=高齢者」は日本でのみ通用する和製英語。あくまでも「silver = 銀・銀色」で、「silver ≠ 高齢者」ということ、ですね。

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「シルバー就業」からの”引退”?

前置きが長くなりましたが、実を申せば、私は件の「シルバー就業」からの”引退”を考えています。

 

 ○60歳定年退職の翌日から、某大学に再就職しました。3年間の契約でしたが、2年後に心筋梗塞に倒れました。1年間休み、「フルタイムでなければ、いいだろう」との診断で、都内S区の非常勤(学校施設管理)を3年間勤めました。

 

 ○翌年からは「S区シルバー人材センター」に入会して、会員として「学校施設管理」の仕事をすることになり、その後途中分断はありましたが、今日まで働いてきました。シルバー就業は健康にも良いし、”働かしてもらえる”ことへの感謝、ちょっぴりだが ”社会のお役 に立てる” 喜び、などを実感してまいりました。

 

 ○気がついたら、長年にわたってシルバー就業をしており、高齢(80+?)を多少意識するようにもなった。もう充分に働いたので、この際「ボチボチ退めようかなと決断しました。ほとんど無縁だった旅行に行くなど、遅まきながら人並みに「老後を楽しもうかな」。

 

<備考>

  • 個人情報” にうるさい社会なので、区名は明らかにしませんでした。しかし他人事ではなく自分のことなので「S区」と表記しました。
  • となれば、品川・渋谷・新宿・杉並・墨田・世田谷の6区のいずれかですね。

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(写真:Atelier秀樹)

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『秀樹杉松』130巻3928号 2022.5.5.16/ hideki-sansho.hatenablog.com No.968