秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

シリーズ <ふらっと b おんがくたいむ> No.3 〜「ふらっと」例会 in 大泉学園

 

 

 きょう3月22日の<ふらっと b おんがくたいむ (略称:ふらっと) の例会が、練馬区立勤労福祉会館大泉学園下車)で催され、私も「シリーズNo.1」のコピーを持って参加し、会員にお配りし、みんなと一緒に歌ってきました。

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1都3県の非常事態宣言が今日から解除されました。ほっとしたような、先行き不安のような、なんとも複雑な心境です。因みに、東京の桜満開が発表されました。これは文句のない「朗報」ですね!

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それでは、今日の例会の模様を、シリーズNo.3としてお届けします。

 

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今日の例会前半でみんなで歌った「リクエスト曲」は次の10曲でした。

思い出 ♪花のまわりで ♪白い花の咲く頃 ♪オリビアを聴きながら ♪美しき天然 ♪花嫁 故郷の廃家 ♪仲よし小道 ♪また君に恋している ♪お山の杉の子

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長嶋真美先生によるピアノ特別演奏曲は、ユーミンの「ダンデライオン」(たんぽぽ)でした。

いつものことですが、名演奏にみんなが聴き入りました(写真ご覧ください)

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後半の、今日の参加者による「会場でのリクエスト」9曲は、以下の通りでした。

 

さくら森山直太朗さくら(日本古謡)花の街 ♪若葉  花は咲く ♪出船 ♪銀色の道 春の小川 ♪青葉の笛

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最後は、♪逢えてよかったね

を全員で歌って、楽しかった今日の例会が終了しました。

 

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写真:Atelier秀樹

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『秀樹杉松』121巻3754号 2021.3.22/ hideki-sansho.hatenablog.com #794

<ふらっと b おんがくたいむ> No.2 ~みんなで元気に歌いました。

 

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前々号(3/15)でスタートを切った、

<ふらっと b おんがくたいむ>No.2 をお届けします。

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長嶋真美先生が練馬区で主宰する「ふらっと b おんがくたいむ」は長い名称なので、本ブログでは便宜「ふらっと」と略称することもありますので、ご了承ください。

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さて、本ブログ《秀樹杉松》が新シリーズ<ふらっと b おんがくたいむ>を立ち上げたので、その記念となるNo.1の記事をコピーして、「ふらっと」会員にお届けすることにしました。

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きのう3月20日に、練馬区「えーる」(男女共同参画センター)で、「ふらっと」例会が開かれたので、(予定外でしたが) シリーズNo.1のコピーを持って参加、皆さんにお届けました。

 

<ふらっと b おんがくたいむ> No.1  /《秀樹杉松》前々号 

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<ふらっと>のコロナ対策は十分で、人数制限、マスク着用、消毒液、ソーシャルディスタンス、換気のためのこまめな窓開け、などを徹底しています。

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恒例の長嶋先生の開会挨拶、軽い体操、発声練習に続いて、事前に寄せられているリクエスト曲(10曲)をみんなで歌いました。なお先生は、毎回のリクエスト曲(10曲ていど)をその都度「リクエスト曲」と名付けた歌集を作成されます。

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例会の前半に歌われるこのリクエスト曲は、事前(前回の例会以前)に出されたもので、いくつかの歌集から広く選ばれます。

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例えば、何十年も前の古い歌とか、自分には懐かしいが他人はあまり知らない歌、などをリクエストしてもいいのです。大学で音楽を専攻され、今ミュージシャンとして活躍されている長嶋先生でも、当然ご存知ない歌もリクエストされます。

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おそれ多いことですが、先生はご存知ない曲でも、いろいろ調べられて、ピアノ演奏できるように、そして歌えるように準備された上で、例会に臨まれるのです。エライですね!

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また、リクエスト曲が少ない時は、先生が何曲か追加するするケースもあるようです。さらには、元気な歌が多すぎる場合はしっとり曲を、暗い歌が多い時は明る目の曲も案配する、などの心遣いもされているようです。本当に大変ですね!

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我々会員はただ参加して大声で歌うだけですが、それを支え保持している先生のご努力も、この際紹介して感謝申し上げたい!

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では、作日の前半で歌ったリクエスト曲(10曲)を紹介しましょう。なお、今回の「♪群青」は、谷村新司さんの歌で、前回の♪群青(合唱曲)とは違います。

朝はどこから ♪さくら貝の歌 ♪花嫁 ♪叱られて ♪オリビアを聴きながら 仲よし小道 ♪贈る言葉 ♪群青谷村新司)♪お山の杉の子  憧れのハワイ航路

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後半では(いつものように)参加者による会場でのリウエスト曲(数曲)を歌って、お開きとなりました。では、次回をお楽しみに!

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写真:Atelier秀樹

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『秀樹杉松』121巻3753号 2021.3.21/ hideki-sansho.hatenablog.com #793

朝井まかて『恋歌』を読み、感動を覚え勉強になりました〜樋口一葉の師・中島歌子を描く〜大矢博子氏の「解説」も立派!

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本ブログ《秀樹杉松》3 月13日号に、<葉室麟『天翔ける』を読む>を投稿しました。その中で、巻末掲載の朝井まかて氏の「解説」に注目し、以下のように書きました。

朝井まかて直木賞作家)さんの解説は、分かりやすく、しかも本質をついているように思います。本書を読了した私も全く同感で、私には稀に見る名解説だと思います。

「解説」を読み、朝井まかてさんご自身の小説を読みたくなり、手許にはすでに2冊用意してあります。

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そこで早速に、朝井まかて『恋歌』(2013年刊)を読みました。『恋歌』は翌年の2014年に直木賞を受賞した作品で、講談社文庫版を読みました。

 

普通の歴史小説推理小説なら一気に読み上げるのですが、いつもよりは流石に日時がかかりました。”難しい”のではなく、朝井まかてさんの作品を初めて読むという緊張感?もあるが、先にそのまま進むのではなく、途中で考えたり調べたりの時間を要した。それだけの価値ある本書だったのでしょう。

 

読了してすぐ、巻末の「解説」に目を通した。読み終わった自分の感動、感想がどう書かれているかを知りたかったから。大矢博子さんの「解説」には、たいへん驚きました。全く同感の内容で、しかも(私などにはとても表現できない)的確な文章で書かれている!

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私の下手な文章は一切抜きにして、以下、大矢博子氏の「解説」の一部を引用させていただきます。内容はもとより、文章も素晴らしいですね。どうぞお読みください。そして、朝井まかて氏の『恋歌』にお進みください。

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朝井まかて『恋歌』への解説 by 大矢博子」 から

「幕末の小説を読むとき、そこに描かれるのは坂本龍馬新撰組、あるいは吉田松陰といった綺羅星の如き男たちの、志を懸けた戦いの様子であることが多い.

しかし幕末の動乱は彼らだけのものではない。ただ普通に、ささやかな日々を暮らしているだけの女たちをも容赦なく、その渦の中に飲み込んだのである。」(p.371)

「本書は、明治期の歌人・中島歌子を主人公に、幕末の動乱に否応なく巻き込まれた女性の喪失と再生を描いた力作だ。また、女たちだけでなく、歴史の間に消えていった名もなき人々の信念と矜持を高らかに謳い上げるとともに、争いの連鎖が生む悲劇を切々と綴った物語でもある。」(p.372)

「読むのが辛くて、やりきれない。なのに読むのをやめられない。」(p.373)

「本書が第一五〇回直木賞を受賞した際、選考委員の浅田次郎は「幕末期の水戸藩といういわば時代小説の不可触領域に踏み込んだ、勇気ある作品」と讃えた。」(p.375~376)

「不思議に思ったことはないだろうか。水戸藩といえば古くからの尊皇派、桜田門外の変を起こし幕末維新の火蓋を切った藩である。ところが明治維新政府の顔ぶれの中に、水戸藩士の名前は思い浮かばない。」(p.376)

なぜ水戸が表舞台から消えてしまったのか。その答えが本書にある薩長のように志を遂げたわけでもなく、会津のように戦って散ったわけでもない。他の藩が新政府と幕府に分かれて戦っているとき、水戸は藩の中で仲違いをしていた。藩内が敵味方に分かれ、殺し合い、維新後には中央政府に送れるような人材が残っていなかったのだ。」(p.376)

「男が志に生き志に死ぬ、と先に書いたが、実際には水戸の男たちはその志以前のところで斃れているのだ。ドラマにするには、悲惨すぎる歴史。小説にするには、救いがない歴史。だから水戸は難しい、のである。

それを朝井まかては敢えてテーマに選んだ。なぜか。」(p.376)

歌子が門下生に伝えた ー という物語を描くことで、朝井まかては読者に「伝えて」いるのだ。

 

歌子が明治の娘たちに伝えたかった歴史は、そのまま今につながっているのだということを。

書は、構造そのものに著者の思いが込められているのである。」(p.377~378)

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葉室麟『天翔ける』への朝井まかてさんの「解説」

朝井まかて『恋歌』と、その作品に対する大矢博子さんの解説

朝井さん、大矢さんという二人の女性の作品や解説を読んで、これこそ”女性活躍”だと誇りに思いました。それにしても、お二人のお名前すら知らなかったのは、情けない限りです。

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写真:Atelier秀樹

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『秀樹杉松』121巻3752号 2021.3.20/ hideki-sansho.hatenablog.com #792

新シリーズ <ふらっと b おんがくたいむ>を立ち上げました。

 

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私は歌が好きなので、約2年間「新宿ともしび」や練馬区の「ふらっと b おんがくたいむ」に時々出かけました。「ともしび」は昨年9月で閉店したので、この半年は練馬区に顔を出しています。

 

「ふらっと b おんがくたいむ」(主宰=長嶋真美先生) のことは、本ブログで何回か取り上げましたが、この音楽・歌声サークルはすでに9年を閲し、10年目に入っているそうです。そこで《秀樹杉松》では

新シリーズ<ふらっと b おんがくたいむ>を立ち上げて投稿することにしました。 

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 新シリーズ<ふらっと b おんがくたいむ> No.1  / 2021.3.15

 

今日の<ふらっと b おんがくたいむ>は、練馬区勤労福祉会館で開かれました。参加者は、コロナ禍による人数制限のため、10数名でした。女性が多く、男は私を含めて4、5名だったかな。

いつものように、開会の冒頭は長嶋真美先生によるご挨拶

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<ふらっと b>の進行は、いつも二部構成で、前半は前もって会員から寄せられた「リクエスト」曲(10曲ほど)を、全員で歌いますが、今日は、以下の10曲をでした。

野菊 ♪森へ行きましょう ♪南国土佐を後にして ♪大きな古時計 ♪いつもの小道で みかんの花咲く丘 ♪春なのに ♪思い出のアルバム ♪ふれあい  群青 (合唱)

 

「群青」は私が前回リクエストしておいた曲です。東日本大震災で被災した、福島県南相馬市立小高中学校の生徒と音楽の先生が共同で作成したもので、犠牲となった級友・校友などへの鎮魂曲。10年前の大震災に思いを致して、大きな声で歌いました。

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後半は、今日の参加者から会場でリクエストされた、以下の曲7曲をみんなで歌いました。

さくら(さくらさくら/日本古謡) ♪さくら森山直太朗) ♪春の小川 ♪卒業写真 ♪ ♪仰げば尊し ♪今日の日はさようなら

 

◉現在は緊急事態下のため、時間制約から7曲だけでしたが、宣言解除されればいつものように10曲以上に復活する筈です。曲名でお分かりのように、季節・時節がらみの歌が多いです。

こうした状況に鑑みて、長嶋先生は最近になって「季節歌集」秋から冬へ」、「 冬から春へ」などを作成しました。すごく役立っています。

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写真:Atelier秀樹 

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『秀樹杉松』121巻3751号 2021.3.15/ hideki-sansho.hatenablog.com #791

葉室麟『天翔ける』(あまかける)を読む~松平春嶽(越前国福井藩主)/横井小楠/橋本左内/中根靱負(雪江)/由利公正(三岡八郎)/坂本龍馬/島津斉彬/山内容堂/伊達宗城/一橋慶喜/徳川斉昭/井伊直弼/勝海舟/西郷隆盛/大久保利通/松平容保、、、。解説=朝井まかて(直木賞作家)

 

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幕末から明治維新にかけては、多くの歴史上の人物が登場する。四賢侯として知られる松平春嶽島津斉彬山内容堂伊達宗城維新三傑と称される西郷隆盛大久保利通木戸孝允桂小五郎)。他にももちろん、坂本龍馬勝海舟(麟太郎)・徳川斉昭井伊直弼一橋慶喜松平容保伊藤博文などなど枚挙にいとまがない。

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四賢侯」の一人とされる松平春嶽を主人公にした葉室麟『天翔ける』(あまかける)を読んで、深い感動を覚えました。葉室麟さんは私の大好きな作家です。3年前の本ブログ<秀樹杉松>の、2018年3月17日号の冒頭を引用します。

「名作を次々に発表した葉室麟(1951-2017)は、昨年暮れの2017年12月23日に逝去されました。訃報に接した私は、直後から今日まで図書館から借り出して既に35冊以上を読み、幾つかについてはこの『秀樹杉松』で取り上げました。3カ月で35冊読んだことに、自分でも驚いています。しかも、全部が長編でした。それだけ私は感動し、感銘を受けたのです」

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こんかい久しぶりに、葉室さんの作品を読みました

葉室麟『天翔ける』(角川文庫版、2021.2.25刊。単行本は2017.12刊)

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朝井まかて本書の解説者

 

本書の解説者で作家の「朝井まかて」さんに、わたしは初めてお目にかかりました。朝井さんは(わたしが知らなかっただけ)62歳の立派な作家で、直木賞をはじめ、織田作之助賞・中山義秀文学賞舟橋聖一文学賞中央公論文芸賞司馬遼太郎賞・親鸞賞・芸術選奨文部科学大臣などを受賞しています。

 

朝井さんの「解説」p.331によれば、『天翔ける』の初版発行日は2017年12月26日で、作者の葉室さんが亡くなったのは、その三日前の12月23日。見本が作者の手許に届くのは発行日の数週間前が概ねだから、本作は生前の葉室さんの元に届いた最後の作品ということになる、そうです。

 

 

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朝井まかて「名解説」

 

朝井まかて直木賞作家)さんの解説は、分かりやすく、しかも本質をついているように思います。本書を読了した私も全く同感で、私には稀に見る名解説だと思いますので、少し紹介します。.

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「淡々とした筆致で、”歴史の証言”を積み重ねた小説だ。

主人公は越前の松平春嶽島津斉彬(薩摩)・山内容堂(土佐)・伊達宗城宇和島)と共に「四賢侯」と謳われ、大政奉還」の実現に功多く、維新政府に参画した数少ない大名の一人でもある。にもかかわらず、歴史小説では主人公に据えられることの少ない人物だ」(p.323)

「ではなぜ、葉室麟は春嶽を書かねばならないと思ったのか

まず、幕末から明治にかけての歴史を俯瞰するのに春嶽が最も偏りのない人物であったことが挙げられるだろう。そしてもう一つ。春嶽は歴史の敗者とは位置づけられないけれども、開国論の先駆者として歩んだのはやはり茨の道であった。(同上)

”私”を捨て、民を本とする”公”を立て通した春嶽がいたからこそ明治維新はフランスやロシア、中国の如き激烈な革命ではなく、大政奉還という「政権交代」に留まったのだ。戊辰戦争西南戦争は起きたけれども、長い歴史を見渡せば緩やかな回天をを成し遂げたといえよう」(p.329)

(注)回天=天下の形勢(時勢)を一変させること。

 

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葉室麟この政権交代を東洋哲学に基づく日本独特の禅譲と、インタビューで表現している。ゆえに春嶽の政治人生と歴史的意義を現代に伝えておかなければならないと決意して、『天翔ける』を寄稿したのではないだろうか」(同上)

(注)禅譲=地位を平和裡に譲ること。

葉室麟歴史観は膨大な知に基づく冷静な分析によって透徹しているが、その根底には一人ひとりへの深い情が常に流れている。春嶽の『天翔ける』と『大獄 西郷青嵐賦』を併せ読めば、まるで漢詩の対句のように響き合う。

幕末から維新という歴史への、葉室麟の挽歌だ」(p.330)

 

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(注)以上の「解説」を読み、朝井まかてさんご自身の小説を読みたくなり、手許にはすでに2冊用意してあります。「まかて」ってまさか「出まかせ」ではないだろうと、Wikipedia調べたら「ペンネームは沖縄出身の祖母・新里マカテの名に由来する」そうです。

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写真:Atelier秀樹

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『秀樹杉松』121巻3750号 2021.3.13/ hideki-sansho.hatenablog.com #790

「2011東日本大震災」おもいの記

 

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やっと「日の出」の時刻が5時台になりました。(今朝、シルバー就業中に撮影)

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きのう3月11日は「2011東日本大震災」からちょうど10年でした。<秀樹杉松>では、3月6、10、11日の3号続けて件の災害を取り上げました。どうしても書かずにはおられなかったから。

””蛇足”気味ですが「2011東日本大震災おもいの記」を認め、これにて本シリーズを締めます。

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1)「3.11東日本大震災と呼ばれますが、(私としては今後)「2011東日本大震災とも呼ぶことにします(併称)。「関東大震災」(1923年=大正12年)から88年後の大震災(+原発事故)です。

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2)東北地方出身の自分は、格別の強い衝撃を覚えました。だが、仕事(シルバー就業)や交通費の問題もあり、すぐ故郷に駆けつけなかったことを、長年気にしてきました。復興支援ソング<♪花は咲く>の歌詞の中に「わたしは何を残しただろう」があります。このくだりを歌う時にいつも思ったのは、東日本大震災後に一体「わたしは何をしただろう」でした。

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3)わたしが故郷の岩手に行ったのは、大震災から8年後の一昨年=2019年4月でした。前月に全線開通したばかりの「三陸鉄道リアス線」に乗って、久慈駅から盛駅まで行きました。宮古で途中下車して、浄土ヶ浜三陸復興国立公園を初めて訪れました。

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4)盛駅から大船渡線気仙沼まで行きましたが、災害のため線路がなくなり、高速バス(正確にはJR BRT=バス高速輸送システム)となっていたのに、衝撃を覚えました。

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5)前2項の3)と4)については、本ブログ<秀樹杉松>2019/4/12号に投稿しました。わたしは自分の見聞経験は、なるたけブログに書くようにしています。もちろん、写真も含めて。

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6)(ケースにもよりますが)自分で見たり聞いたり考えたことは、できるだけブログに書いて情報を共有したいと考えています。そのための、ブログ投稿ですから。

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7)被災10年を迎えて、大震災のことを取り上げました。当然写真も載せたいと思いましたが、自分で撮った写真はないので、現地の写真を共有させてもらっている人に、使用許可をお願いして承諾をもらい、使わせてもらいました。ただ、現地に足を運んで撮影した人にはいろんな思いや考えがあるようです。

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8)わたしとしては、多面的・多角的。俯瞰的な観点から写真を選びました。いろんな場所・光景・風景があります。この写真を見て、災害の凄まじさに改めて驚き、鎮魂の思いと災害支援の気持ちを新たにしました

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9)2011東日本大災害から11年目に入った、今日の「おもいの記」

「おもい」には思・想・意・念・・懷・惟など、いろんな漢字がありますが、いずれにも「心」が入りますいわゆる「したごころ」と「りっしんべん」ですね。

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10) 人それぞれの「おもい」、いろんな場面・機会での「おもい」があるからでしょうか。それにしても、「震災のおもい」は、間違いなく「重い」

 

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写真:Atelier秀樹

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『秀樹杉松』121巻3749号 2021.3.12/ hideki-sansho.hatenablog.com #789

「東日本大震災」半年後(2011.9)の被災地の状況(写真)

 

東日本大震災」(2011.3.11)と福島原発事故から、今日で10年犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、被災地・被災者へのお見舞いを申し上げます。

被災から半年後(2011.9)の現地の写真(慰霊とお見舞いのため被災地を訪れた、息子からの提供)の一部を掲載します。

 

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『秀樹杉松』121巻3748号 2021.3.11/ hideki-sansho.hatenablog.com #788